私立

昭和女子大学

ゼミ研究室紹介

グローバルビジネス学部 会計ファイナンス学科
加納ゼミ(税務会計)

加納ゼミの1枚!

何か重そうなものを持っていますね。いったい、何をしているところなんでしょうか?

これは1億円のレプリカを持って、その重さを実際に体感してもらっているところですね。

おお!1億円ですか。1万円札が1万枚で、約10キロくらいでしょうか?

そうですね。これはゼミ生が、地元の小学生を対象に税の仕組みについて教えている「租税教室プロジェクト」の取り組みのひとつで、ゼミではほかにも…

本編に続く

ビジネスに不可欠な税務会計を
理論と実践の両面から学ぶ

ゼミのテーマ

国の動きや政策に大きく関わる
税金についての学びは奥が深い

税務会計という専門を粘り強く学ぶ力を養う加納ゼミ

「日常生活で目にする税金は限られます。しかし、ビジネスではお金が絡むところにほぼすべて税金が関係してくるといっても過言ではありません」

このように話す加納輝尚先生は税理士資格を持つ実務家教員だ。ゼミでは入門・総論的なテキストの輪読を通して理論面から税金についての理解を深める。また、実際に知識が企業などでどのように活用されているか、経理実務に関する学びにも取り組んでいる。後者では、関連する社会保険関係の知識も確認し、書類を作成する練習を行うことで、幅広い経理実務能力を身につけることをめざしている。

「税金は国の政策をつぶさに反映します。例えば、アメリカの独立戦争のきっかけになった茶税のように、国が動くときには税金が大きく関わってきます。税金は奥が深く難しい側面もありますが、社会全体の動きを理解する切り口にできます。また、税務会計は社会科学の中でも理論と実技のせめぎ合いが顕著な分野です。メリットだと思われたことが、別の観点から見るとデメリットになることもあり、多角的に物事を見るバランス感覚を養うことができます」と、加納先生は語る。

特徴的な取り組み

プロジェクト活動を通して
汎用能力も大いに鍛えられる

ゼミでは、税の理論と実務を学び、集大成として各自が興味ある税務関係のテーマで卒業論文をまとめる。同時に、昭和女子大学ではプロジェクト学習が必須であり、加納ゼミでは他者と教え合う「租税教室」と「ハロー会計」という2つのプロジェクトにも取り組んでいる。

租税教室は国税庁が小学校・中学校・高校を中心に実施しているもので、ゼミでは学生が地元の小学校で講師を務め、税の役割や歴史、税の使われ方などを教える。ハロー会計プロジェクトは日本公認会計士協会とのコラボ企画で、学生が小学生に会計をわかりやすく教えるコーチ役を務めている。

租税教室では、学生がいかにわかりやすく伝えるかを考え、45分の授業のすべてのシナリオ、スライド、ワークを作成する。もちろん小学校の先生や国税庁・税務署の専門家らとの打ち合わせも必要で、コミュニケーション能力や表現能力、折衝能力も鍛えられる。学ぶことが多く、プロジェクトを通して学生は大きく成長するそうだ。

「税務会計はビジネスで必須の知識で、グローバルな視点で見れば、諸外国との違いを通して日本の特性がわかってきます。学生には、ゼミで専門知識やスキルのみならず、幅広い能力を磨き、学び続ける姿勢を身につけてほしいと思います。どんな時代でも、勉強を続けてきた人は自分の力でものを考えて自分で判断して道を切り開いていけます」と加納先生は考えている。

学生の声


簿記・会計や、税務について知識を深めたい人にはおすすめのゼミです

グローバルビジネス学部 会計ファイナンス学科
3年 K.A.さん

簿記や会計の知識をより実践的なものにしたいと思い、加納ゼミへ。ゼミでは、多くの特徴的な学びが行われています。

1つ目は税法の輪読。要点をまとめ、他者に伝えるのは大変ですが、準備をするなかで理解が深まり、自分なりに多くの発見があります。2つ目は経済・時事ニュースを読む時間。勉強している内容が実社会とどうつながるのかがわかり、視野も広がります。3つ目は日商簿記検定の二級未合格者対象の個別指導や、公認会計士・税理士などの上級資格をめざす学生への指導です。先生は一人ひとりと真摯に向き合い、的確なフィードバックをくださるので、勉強の良き指針となります。

他にも、四季報の読み方やプロジェクト活動など、多彩な学びと活動を行う加納ゼミ。実務家として活躍されている方を招いての座談会なども開催され、公認会計士をめざしている私にとっては励みになります。簿記・会計、税務の知識が深まり、実践的な力も身につく、得るものの多いゼミだと思います。

ゼミのプロジェクト活動

租税教室プロジェクトでの様子。租税の講師を務めるだけでなく、授業の進行や会場の設定など、運営面にも関わる。

租税教室プロジェクトは、大学の「STUDENTS OF THE YEAR 2020」を受賞。メディアにも数多く取り上げられた。

お金を管理する大切さを教えるハロー会計プロジェクトでは、お小遣い帳の記録の仕方や電卓の使い方をコーチする。

指導教員 加納 輝尚 准教授

京都府立大学農学部卒業。修士(商学)。2001年、税理士資格取得。2019年4月より現職。主な担当科目は商業簿記、財務会計論、税務会計。編著に『現代簿記会計の基礎』(中央経済社)などがある。

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このページに関するお問い合わせ

大学・部署名 昭和女子大学 アドミッションセンター
Tel 03-3411-5154
E-mail spass@swu.ac.jp