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入試対策情報

英語

2023年度入試の問題分析

試験時間は60分ですべてマークシート方式。第1問は会話文の空所補充が5問。会話特有の表現を問うものは少なく、空所の前後のつながりをしっかりと理解し、自然な流れになるものを選択することが重要。第2問は約600語の長文読解問題。2023年度は「COVIDによる死者数」がテーマの長文だった。設問は内容を問う選択問題が10問。ひっかけるような紛らわしい選択肢は少ないが、それでも正確に内容を把握しないと正解を選ぶのは難しい。第3問も長文読解問題だが、こちらは800語超のかなり長い長文からの出題だった。設問は語句選択、表現の意味選択、整序英作文、内容真偽問題と多岐にわたる。長い文章をしっかりと最後まで読み切る力が求められている。2023年度のテーマは「ロシアのウクライナ侵攻」。長文のテーマが比較的新しい話題であるのも特徴だ(2022年度は「電気自動車の廃棄問題」と「YouTubeに関する諸問題」)。2つの長文の総語数が2022年度から500語近く増加し、また第3問の設問数も増えているため、過去問演習では年度ごとの分量の差と時間配分に注意してもらいたい。2023年度の設問構成で60分という試験時間は比較的厳しいものと言えるだろう。

2024年度入試対策・学習アドバイス

会話文問題対策

2つの長文を落ち着いて解くために、会話問題は速読即解を心がけたい。もちろん、急ぐばかりで正解できないと意味がないので、まずは丁寧に前後関係を読み取って正解を求め、慣れてきたら徐々にスピードを上げていくとよいだろう。

スタンダード長文対策

第2問の長文は500~600語の標準的なレベルの論説文。2021・2022年度はグラフつきのビジュアル長文だったので、念のためその対策もしておいた方がよいかもしれない。本文に空所や下線部はなく、全体の流れで内容を問う設問パターンなので、設問文や選択肢からキーワードを拾い、本文で該当箇所を見つけなければならない。パラグラフごとに1問解いていくようなイメージになる。全体のバランスから解答時間は20分前後になりそうなので、バタバタと慌てる必要はないが、あまり細部にこだわり過ぎると、時間をロスするだけでなく、大事な流れも掴み損ねてしまう。演習で経験を積んで、素早く正確に内容を把握するリズムを身につけてほしい。

超長文対策

2023年度に第3問の語数が300語程度増加し、設問数も2割ほど増えている。2024年度もこの傾向が続くかは不明だが、最新の過去問に合わせて対策を取るのが受験生にとって常套手段である。設問の変化のなかでも特に注目すべきなのは、内容真偽問題の選択肢が6から10に増えていることだ。長文の内容を読み取りながら、本文中の前置詞選択問題や下線部意味選択問題、整序英作文を解き、同時に内容真偽問題の選択肢を10個チェックしていかなければならないため、集中して読み切るのにはかなりの訓練が必要。800語を超える長文は訓練を積まないと後半に行くほど内容把握が困難になっていく。早めに800~1,000語の長文読解教材を準備し、週に1題ほど解くようにしよう。また、2021・2022年度の長文素材を見ると最新の話題からの出題も多いので、日頃から知識を求めるアンテナを広げ、英語に限らず最新の時事問題などにも興味を持ち情報を集めることも重要だ。

入試問い合わせ先

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