名古屋学芸大学大学からのお知らせ 入試対策情報
※昨年度(2026年4月入学)情報を掲載中
現代文
2025年度入試の問題分析
一般選抜前期の国語では、現代文のみが課され、評論が2題出題されている。2025年度は[一]が岩野卓司『贈与論』、[二]が西垣通『集合知とは何か』から出題された。過去の出題を見ても、最近の大学入試全般で頻出している現在活躍中の学者、研究者の文章もあれば、評価の定まった古典的ともいえる文章もあり、幅広いジャンルから様々な文章が選ばれている。もちろん、様々な文章が出題されているとはいっても、それらの文章の難易度や文章量は私立大学型として標準的なものであり、設問も、漢字の書き取り、言葉の意味、空欄補充問題、欠文補充問題、傍線部の内容説明問題、傍線部の理由説明問題、内容合致問題など典型的な私立大学型といえる。なお、全問マークシート方式で、試験時間は60分である。
2026年度入試対策・学習アドバイス
基本的な読解力を身につけよう
出題されている文章は、標準的な難易度の文章であり、また設問も私立大学型としてオーソドックスなものである。したがって、まず標準的な私立大学型の問題集で問題演習をすることで、基本的な読解力を身につけるようにしたい。その際、ただ漫然と問題演習を繰り返すのではなく、与えられた文章の構造がどうなっているのかをしっかりと捉えられるように、特に文章中の対比関係などに注意しながら文章を読んでいくようにしたい。このように文章の構造がしっかりと捉えられると、設問で問われていることの解答の根拠が本文中のどこに記されているかを自分自身で見つけられるようになり、確信を持って設問を解くことができるようになる。こうしたことができるようになって初めて、基本的な読解力がついたといえるのである。
過去問も十分に研究しておこう
標準的な私立大学型の問題集で問題演習を行い、ある程度読解力が身についてきたら、過去問を解いてみよう。もちろん、名古屋学芸大学の現代文は、文章の難易度も設問の難易度も私立大学型の問題として標準的なものであり、奇をてらうような問題は出題されていない。ただ特定のジャンルに偏ることなく、幅広いジャンルからいろいろな文章が出題されているので、やはり過去問の演習はやっておいた方がよいだろう。また、60分という試験時間に対して、総マーク数が26個あり、問題量が多すぎるということはないものの、試験時間が有り余るほど与えられているわけでもないので、時間配分の練習もしたうえで、本番の試験に臨みたい。
知識問題、特に漢字の学習に万全を期すこと
漢字の知識や言葉の知識は現代文の基礎である。決して軽んじてはいけない。一般選抜前期試験でも、漢字は7問出題され、1問2点で14点。言葉の意味は2問出題され、1問3点で6点という配点である。つまり、漢字の書き取り、言葉の意味といった知識問題の配点が100点中20点とかなり高いのである。したがって、漢字の書き取りではできるなら満点を取りたい。間違えたとしても1問までである。そのためには漢字問題集を1冊完璧に仕上げるようにしてもらいたい。また、言葉の意味についても、十分な対策を立てておきたい。普段から知らない言葉に出合ったら、辞書を引くという習慣を身につけておきたいが、特に語彙力に自信のない人は、現代文の重要単語集などを利用するとよいだろう。


