私立

京都産業大学

ゼミ研究室紹介

外国語学部 ヨーロッパ言語学科 メディア・コミュニケーション専攻
平野亜也子ゼミ(心理言語学・英語教育・第二言語習得)

平野ゼミの1枚!

平野先生のゼミでは国際イベントに参加し、海外の学生と英語でディスカッションやプレゼンテーションをする機会があるそうですね。

語学は学ぶものではなく使うもの。間違えても構いません。

世界標準語とされる英語のスキルも重要ですが、国際社会に通用する教養や交渉術も身につけたいものです。

地球規模での取り組みであるSDGsについて議論する機会も多く、国際社会で通用する力が養われます。

本編に続く

語学スキル×SDGsを軸に考動し、グローカルな課題解決に挑む

研究テーマ1

国際交流イベントで体感する異文化コミュニケーション

大学の学生と、カンボジアの学生が組んだチームが発表した
パワーポイントの資料の一部

世界が直面している問題を理解しながら、身近な課題の解決についても考えたい。また、自分の考えを国際社会に広く伝えるための英語プレゼンテーションスキルも身につけたい―。こうした願いを海外の学生が参加するグローバルなイベントへの参加などを通じて叶えられるのが平野ゼミである。

「ゼミの『ヨーロッパ言語研究演習Ⅰ』では、世界が直面している問題を理解する、身近な課題の解決方法を考え行動する、自分の考えを国際社会に広く伝えるための英語プレゼンテーションスキルを身につける、という3つの目標を掲げています。そして、ゼミの名称の領域を超えた2つの活動を同時に展開しています。ひとつは、春学期に行う国際交流イベントWorld Youth Meeting(以下WYMと略)に向けた英語プレゼンテーション準備と発表です。文部科学省の後援による開催で、アジア圏の学生とともに、SDGsをテーマとする調査資料の協働制作に取り組みます」。と平野亜也子先生は話す。

WYMの発表は通常、京都での開催であるが、2020年はオンラインで行われた。ゼミ生を4グループに分けてICTを活用し、台湾やカンボジアの学生と交流。意見の相違や文化の違いからコンフリクト(対立感情や葛藤)が生まれることもあるが、平野先生は「それを乗り越える体験こそが大切」とも話す。

このイベントにより、多くの学生が英語コミュニケーション能力の不足を実感し、学習意欲が向上していく。秋学期に参加したASEPというWYMの姉妹イベントでは、英語力・異文化理解力・コンフリクトに対する柔軟性で大きな成長が見られたという。

研究テーマ2

持続可能な社会の実現へ。地球規模で考え地域で考動

もうひとつは、「地球規模で考えて、地域で行動しよう」という意識を持ってSDGsに向けた課題の解決方法についての調査・発表である。各受講生が問題意識を持ったテーマを課題として設定し、目標達成のアイデアについて意見を交換。さらに、より身近な課題の解決についても考え、発表と議論を行う。近年では「フードロス」や「疑似科学」、「女性の少ない政界」を研究する学生もいたという。「地球規模で考えて、地域で行動しよう」という意識を持って、sustainableな社会の実現に関わることも、同ゼミの特色であり魅力といえる。

「持続可能な社会を築くキーワードとして『5つのP(People, Prosperity, Planet, Peace, Partnership)』があります。この5つのPを意識した行動には、世界の人々との意思疎通が大切な役割を果たします。世界共通語である英語でSDGsに向き合うことには大きな意義があります」

学びの成果

論理的思考力や実践力など
社会で生かせる力を修得

平野先生いわく、学生はこのゼミ活動を通じてSDGsの知識はもちろん、論理的思考力や実践力、コミュニケーションスキルなども修得することが可能だという。

「私のゼミでは、学生の皆さんが日頃感じている社会の課題について議論し、グローバル社会の一員として解決法を探ります。また、異文化コミュニケーションを通じて、多様な考え方を知ることも可能です。語学スキル×SDGsで、ローカル・グローバルを統合して、一緒に課題解決を考えてみませんか?」

ゼミ紹介

総ゼミ数 21

クツェレヴァ ジャメ アンナ ゼミ
日本人に特化した教科書を作成し、日本のロシア語学習者が効率よくロシア語を学習するのにはどうしたらよいのかを研究。従来にない教科書開発として、文字を使わず、絵や音声を使ったものをめざしています。日本人の癖として、文字を使った教科書だと口頭でなく文字で表現しようとして、まったく会話の力が上達しないため、初級レベルだけでなく、中級レベルまで応用できる絵(漫画)を積極的に使った教材を開発しています。
フェルナンデス コボ カルロス ビセンテ ゼミ
1492年の新大陸発見以降、南米の先住民であるインディオはスペイン人によって支配され、苦難を強いられるようになりました。36年にも及ぶ紛争を1996年に終えた今も、多くの先住民族が迫害され続けているグアテマラに注目。スペイン語の原書などラテンアメリカ側の文献や映像資料を使い、2つの時代を比較しながら、今なお残る複雑な課題にアプローチします。根深い闇を掘り起こして主体的に考え、当事者意識をもってディベートできる力を養います。
ディオダート フランチェスコ ゼミ
イタリアの厳選された歌を通じて、イタリア文化の理解をめざします。ゼミでは歌を聞き、歌うことによって発音の練習を実施。さらに、歌の一部を何度も繰り返し聞きながら、歌詞を書き取ります。文法や語彙がおかしいと感じる箇所は辞書などを用いながら修正し、聞き取れない箇所は文脈を踏まえ、当てはまる単語を探します。その後、学生同士でペアを組んで考えていきます。これらを通して、イタリア語の発音を上達させるとともに、チームで取り組む力を養います。
指導教員 平野 亜也子 准教授

京都産業大学常勤英語講師、立命館大学生命科学部英語非常勤講師、同大言語教育センター嘱託英語講師、同大情報理工学部情報理工学科講師を経て、2019年より京都産業大学外国語学部准教授となり現在に至る。

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