私立

関西大学

ゼミ研究室紹介

掲載している内容は、2021年11月時点のものです

総合情報学部 総合情報学科
松下研究室(インタラクションデザイン)

松下研究室の1枚!

思うように活動できないコロナ禍にあって研究室では、どのように授業を実施しているのですか?

自宅や寮などからリモート参加している学生を大型スクリーンに映して、教室内の学生と活発に意見交換をしています。

直接会わなくてもコミュニケーションできるのは便利ですね。新しい試みなので、他にも学べることがありそうです。

はい、自分たちがインタラクションを実践することで、遠隔会議ツールの使いやすいところや改善すべきところも見えてきます。

本編に続く

機能と使いやすさが両立したテクノロジーで
より便利で快適な日常生活を創造する!

教授の専門

ユーザーとシステムのやりとりを円滑にする
デザインを追求

ある問題を解決しようとする時、私たちはどのような理由で、どんな手順を用いて、どういった判断を下しているのか。こうした人間の思考回路をコンピュータで再現することで、社会で実際に役に立つ支援システムを作成する―。そんな課題に対して「知識工学」を基盤に活動を展開しているのが松下光範先生だ。日本電信電話株式会社(NTT)コミュニケーション科学基礎研究所出身で、人工知能とインタフェースについての研究に取り組んできたという。

「2008年4月の関西大学着任後は、インタラクティブシステムデザインをテーマに掲げて研究を行っています。この研究活動には様々な要素が関わってきますが、なかでも重要なもののひとつにインタラクションがあります」と松下先生は話す。

インタラクションとは、相互に行われるアクションのこと。ひと言で言うなら「やりとり」。ユーザーとシステムの間の「やりとり」をどのようにデザインすれば機能と使いやすさが両立し、日常生活をより便利で快適に過ごせるかを探求している。

ゼミの特長

先進的かつ独創的な研究テーマで
スマホアプリなどを開発

松下先生の研究室には学部3年次生から大学院生(修士・博士)が所属している。情報学分野での研究に携わるためコンピューティングが軸になるが、松下先生が前職で培った知識工学のほか、メディアや社会情報のエッセンスも取り入れられ、文系・理系を問わず科学やモノづくりの好きな学生が集う。

学生の研究活動は、各自がテーマを決めて個別に取り組む。研究テーマには先進的かつ独創的なものが多いが、調査や実験の過程で必要となる技術には共通点も多く、連携しながら進めている学生も少なくない。

具体的な開発事例としては、拡張現実(AR)やリモコン機能を持たせたスマホアプリから、好みのコミックを連想ゲームのように次々と検索することができるシステム、理学療法に関する実践的な技術を効率よく身に付けられるシステムまで多種多様だ。しかし、「根っこの部分は同じ」と松下先生は話す。それは「サービスを受ける人間が、何をどのようにして得られると幸せなのかを探り出し、解決策を導き出すこと」である。

学びの特長

適切な問いから始まる
ノンストレスなシステムづくり

「現代社会においては、技術の進歩に伴い様々なシステムが誕生しています。しかし、それらすべてが誰でも簡単に利用できるわけではありません。使い勝手の悪さにうんざりしたり、イライラした経験は皆さんにもあるでしょう。こうしたストレスを発生させないシステムづくりをめざしてほしい」と学生への思いを語る松下先生。その実現に不可欠であり、学生に繰り返し伝えている概念がリサーチクエスチョン、すなわち「適切に問いを立てること」だと話す。

解決すべき課題を発見し、適切な問いを立て、適材適所の技術でより良い社会をデザインするスキルが身に付く松下研究室。進化を続けるテクノロジーと、より豊かな生活を望む人々との架け橋になりたいと望む学生にとって、この上ない学びの場と言えるだろう。

学生の声


英語と人工知能のスキルを強みに
将来の夢は、ITコンサルタント

総合情報学部 総合情報学科
4年 C.T.さん

*学年・インタビューは取材時のもの

将来は得意な英語を使って何かをしたい。人工知能についても学んで仕事に生かしたい。そう考えた私は、当時在籍していた英語の専門学校から関西大学総合情報学部に編入しました。松下研究室を選んだ理由は「先生が親しみやすい・人工知能を扱っている・国際学会で発表する機会があり英語力を磨ける」の3つです。

現在、私が取り組んでいる研究テーマは、お皿と料理の関係です。SNSに料理の写真をアップする人が増えるなか、おいしさより見た目を重視する傾向が高く、お皿選びへのこだわりも強まっています。オシャレなお皿自体が好きと言う人も、相性のいい料理を盛り付けたいはずです。そこで私はグルメサイトなどから「どんな料理に、どんなお皿が使われているか」のデータを収集。お皿の画像を認識しただけで、映える料理とレシピを教えてくれるようなアプリの開発につながれば嬉しいですね。

文理の学生が違和感なく意見を交換し、お互いに刺激を受けられる松下研究室での経験を生かして、将来は理系と文系の間に立つITコンサルタントになりたいと考えています。

研究室のプロジェクト

電気回路の仕組みが苦手な子に興味を持ってもらうためのツール。フェルトでできた道が回路をつくる部品になっており、正しくつなげるとその道の上においたキャラクターの目が光ったり鳴き声が聞こえる。

実際に子どもたちに体験してもらっている様子。

ヘッドマウントディスプレイとAR(拡張現実)の技術を用いて、スマホ内の写真を空間上に展開している。

指導教員 松下 光範 教授

1995年、大阪大学大学院博士前期課程修了後、日本電信電話株式会社(NTT)コミュニケーション科学基礎研究所に勤務し、その間に同志社大学大学院嘱託講師、名古屋大学大学院客員助教授も兼務。その後、2008年に関西大学総合情報学部に着任。2010年に教授なり現在に至る。趣味は、学生との交流を通して未知なる世界に触れること。

ページの先頭へ

このページに関するお問い合わせ

大学・部署名 関西大学 入試センター 入試広報グループ
Tel 06-6368-1121(代)
E-mail nyushikoho@ml.kandai.jp