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入試対策情報

※前年度情報を掲載中

数学III・B

2022年度入試の問題分析

大問3題で、第1・2問は空所補充形式、第3問は記述式である。第1問は小問3問、第2問は小問2問に分かれており、各小問には2つの設問がある。また、出題分野に関しては、第1・2問は多くの分野からまんべんなく出題されているが、第3問はすべて「微分・積分」の出題である。また、医学部は2021年度に引き続き2022年度も難易度が抑えられていたが、同日に行われる系統別日程やほかの日程は全体的に難度が高い出題であった。もちろん、医学部の入試にしては抑え気味というだけであり、標準レベルの問題であればミスなく完答する精度も要求される。

2023年度入試対策・学習アドバイス

基礎・基本は完璧に!

前述のように、2023年度入試でも各日程につき1~2題は難問が出題されると想定しておいた方がよい。しかし、高難度の問題は差がつき難いため、基礎~標準レベルの典型問題で取りこぼさないことの方が重要である。福岡大学では、「複素数と方程式」「図形と方程式」を筆頭に、「指数・対数」「三角関数」など、数学IIからの出題が多い。また、数学Iの「数と式」「2次関数」は様々な分野と絡めて出題されるため、これらの6分野から優先的に学習するとよい。具体的な勉強法として、まずは教科書の基本例題に挑戦してみよう。もし解けなければ、その分野の練習問題や、傍用問題集の基本~標準レベルの類題で繰り返し演習し、苦手な分野を一つひとつ解消していこう。また、その際には、式変形や公式の利用について納得できるまで考え、理解してほしい。何となくで多くの問題を解いても絶対に力はつかない。しっかりと噛み砕きながら練習を積むことが大切である。十分な基礎力がついたと感じたら、過去問に挑戦してみよう。すると、自分がまだ苦手としている分野が見えるので、次はその分野を補強するとよい。後はこの反復だ。地道な作業ではあるが、確かな学力とは地道な積み重ねのうえにのみ成り立つものである。

計算ミスは致命傷!

全体の2/3が空所補充による解答形式であるため、計算ミスは命取りである。問題文を正しく読み、条件の見落としや題意の誤解がないように注意するのはもちろん、途中計算や各種文字、数学記号は丁寧に書くことを心がけ、積極的に検算を行うなどしてミスを減らしていこう。計算ミスが多い人は、前記のようなことをおこたっている可能性が高い。「次は気をつけよう」だけで済まさず、ミスをした理由にまで着目することが克服の秘訣である。

第3問(記述式)の対策を!

記述式の問題はほぼ「微分・積分」からの出題であり、この分野の演習量によって大きな差がつく。接線や極値を求める問題は基本として、最大・最小や面積を問う問題も確実に解けるようにしておこう。数学IIIからの出題がある学部では、体積の計算、置換積分・部分積分、極限との融合や媒介変数表示などのやや難しいテーマについてもしっかりと学習しておきたい。また、記述式の答案を作成する練習もおろそかにしてはならない。普段から問題を解くときには、式変形の過程や公式を適用する根拠などを省略せず、きちんと記述するように意識してほしい。疑問に思った箇所は教科書やノートで確認し、それでも不安なところは先生に相談したり、添削してもらったりして、1問1問を着実に消化・吸収していこう。

入試問い合わせ先

  • 【担当部署】
    入学センター
    【電話番号】
    092-871-6631
    【所在地】
    福岡市城南区七隈八丁目19-1

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