<入試科目の掲載について>
入試科目情報は、全学部・方式の入試科目が公表された大学より順次掲載しています。

私立

あいち

愛知大学

愛知大学大学からのお知らせ 学びの特徴

※昨年度(2024年4月入学)情報を掲載中

法学部

法学科

現代社会に不可欠な法的視点と思考力を養い、法曹界、ビジネス社会、国際的組織で活躍する
中部地区で最も長い伝統を誇る愛知大学法学部は、司法・行政・企業で活躍できる人材を数多く輩出。同学部の教育目標は、4年間の学習を通して、物事を多角的に捉えて公正さを見いだすリーガルマインド(法的思考力)を身につけるとともに社会から求められるコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力、さらには問題解決能力を養うことです。実践的できめ細かい教育を行うために、すべての学年に少人数の演習(ゼミナール)を設置している点が特長となります。
70年以上の歴史を持つ同学部でリーガルマインドを身につけた卒業生は、一般企業や公務員はもとより、法曹界、さらにはグローバル社会をけん引する国際機関や国際企業など、社会のさまざまな分野で活躍しています。

司法コース

司法書士、行政書士、裁判所事務官などの専門的な公務員といった、法律専門職の養成を目標とし、法律全般を学びます。社会正義の実現をめざす人に欠かせない資質を養います。

行政コース

法律を運用し、国や地方を動かすための社会の仕組みを理解します。政治学・行政学を含む公務員採用試験の主要科目を中心に学び、公務員に求められる資質や見識を養うための特別な授業も用意しています。

企業コース

憲法・刑法などの基本をおさえ、民法・商法などビジネスに直結する分野を学びます。法的思考力を養い、専門演習ではプレゼンテーションの技法など、企業人に必須のスキルも身につけます。

法科大学院連携コース

全国有数の合格率を誇る愛知大学法科大学院と連携し、司法試験合格に向けて一貫した集中的プログラムを提供します。法学部2年次から法科大学院開講科目を履習し、法学部入学から最短5年(法学部を3年で卒業+法科大学院2年間)で司法試験合格も可能です。

-実践的な法知識を養う「模擬裁判」- 名古屋キャンパスが“裁判所”に
同学部では、市民参加型の裁判員模擬裁判を開催。学生は教室で学んだ刑法や刑事訴訟法が実際にどのように運営されるのかを学びます。さらに判例を基にしたシナリオの考案から企画運営や広報活動も学生主体で行うため、企画力や交渉力、プロジェクト管理能力やプレゼンテーション能力など、社会で必要な能力を身につけることができます。

愛知大学法学部のサイトへ

経済学部

経済学科

商社や製造業などさまざまな業界で活躍する人材を多数輩出。発展し続ける名古屋駅地区で、生きた実体経済を学ぶ
現代社会を生きていくうえで経済活動は必要不可欠であり、現代の経済・社会においては、急激な技術進捗とそれに伴う社会の変化が生じています。愛知大学経済学部では、経済の大きな仕組みを理解するとともに、消費者・企業・政府など個別の経済活動について詳しく学びます。また、情報教育や外国語教育の充実を図ることで社会の変化を理解し、複雑な社会を生き抜くために必要な「問題発見能力」および「論理的思考力」を養います。
1年次に、マクロ・ミクロ経済学などを学び、経済学の基礎知識を習得。その後、専門科目や討論を通じて論理的な思考力や経済学への多角的な視点を、少人 数の専門演習(ゼミナール)によりプレゼンテーション能力を養います。
2年次より、広大な領域を持つ経済学の中で各自の関心領域をより深く学ぶ以下の3コースを用意しています。

経済分析コース

マクロ・ミクロ経済学を基礎とする経済理論によって現象を考察する力、経済統計学などで得られるデータを基に社会を分析する力を養い、経済問題・社会問題を見極める力を修得します。

政策・地域コース

現実社会に起こる経済問題を分析し、解決に導くための合理的な政策を立案する能力を育てます。また、環境、雇用、福祉など現代社会の諸問題について多角的な視点から分析し、問題解決能力を養います。

世界経済コース

世界経済に関わる幅広い知識とコミュニケーション能力を活かし、国や地域を越えて活躍できる経済人を育成します。また、英語力養成にも力を入れており、英語で経済を理解する力を身につけます。

-世界を体験するフィールドスタディ- 海外の経済やビジネスの現場を体験し、国際感覚を養う
「フィールドスタディ」では、海外(タイ・シンガポール・韓国・中国・アメリカなど)に滞在し、経済の動向やビジネスの現場をリアルに体感する場を設けています。春学期に履修する「フィールドスタディ方法論」で学修したテーマ別課題を踏まえ、夏季休暇中に渡航して課題の解決に取り組みます。現地の大学生と交流する機会もあり、こうした異文化体験は、将来のビジネスや生涯設計に活かされる力となります。

愛知大学経済学部のサイトへ

経営学部

経営学科

伝統と先進のカリキュラムで、総合力を備えた次代のビジネスパーソンを育成
企業の経営資源“ヒト・モノ・カネ・情報”の最適な活用や、売れる商品・仕組みづくりなど、ビジネスの推進に必要な知識と手法を学び、次世代のビジネスリーダーに必要な幅広い知識とスキルを養います。2年次からは4コースに分かれ、専門分野を重点的に学びます。

ビジネス・マネジメントコース

企業経営の中枢で活躍できる人材育成をめざし、組織論、金融論、法制度など幅広い分野を学びます。経営戦略や経営管理に力点を置き、企業はもちろん行政組織でも役に立つマネジメントの知識を修得します。

流通・マーケティングコース

生産者と消費者をつなぐ流通や、市場動向への企業の適応活動としてのマーケティングを学びます。コンビニ、量販店、百貨店などの事業戦略、市場調査や商品開発、広告や販売促進を幅広く研究し、実践力を養います。

情報システムコース

経営学に加えて数理・情報科目を学び、これからの企業で中心的役割を担う情報システム部門のリーダーを育成します。

国際ビジネスコース

世界の国や地域ごとに異なる社会文化に対応できる企業人の育成をめざします。国際マーケティングなどのグローバルビジネスと世界各地のビジネス事情を学びます。英語教育も重視し海外協定校への留学も推奨しています。

-知の祭典「Pubフェス」-
経営学部の学生が研究の成果を発表する伝統のプレゼンテーション大会「Pubフェス」は、企画から運営まで学生が主体で行っています。テーマ選びからスライドデザイン、発表スタイルに至るすべての構成を考える過程を通じて、プレゼンテーション能力の向上をめざします。「男もメイクしてみない?」「影のヒーローを知ろう」など、ユニークな発表が行われています。

会計ファイナンス学科

国際会計基準に対応した専門性の高いカリキュラムで会計ファイナンスのスペシャリストを養成する
簿記や経営学、会計学の基礎知識を身につけた上で、2年次以降、企業の経営状況を記録・測定し、経営者や投資家へ的確な情報提供を図る「アカウンティング」、企業経営に不可欠な資金調達方法や資金の管理・運用を考える「ファイナンス」、それら2つの知見を軸として企業経営全般を幅広く学ぶ「ビジネスデザイン」のいずれかのコースに所属し、高度な専門知識を習得していきます。

アカウンティングコース

数字に強い経営者や税理士・公認会計士をめざす人に最適なカリキュラムを編成。企業内でのお金の動きを中心とした経営を学びます。

ファイナンスコース

金融(お金の貸し借り)と財務(お金の管理と運用)を学び、多様化する資金調達や運用の手法に精通した人材を育成します。

ビジネスデザインコース

会計及び財務の知識に加えて、企業経営全般を学び、経営分析やリスクマネジメントなど多彩な科目を履修し多角的なマネジメントスキルを身につけます。
また経営学科同様に、Pubフェスの参加や学部共通の専門科目設置など、今後の社会をけん引する高いスキルと教養・良識を備えたリーダー・人材を育成します。

愛知大学経営学部のサイトへ

現代中国学部

現代中国学科

「全員留学」「フィールドワーク」「インターンシップ」―中国、アジアそして世界へ視野を広げて実践的に学ぶ
中国および東アジアの経済・政治・文化・言語などについて、日本との関係や世界情勢を視野に入れながら学びます。
2年次春学期には、全員が中国・台湾・マレーシアのいずれかに4ヵ月間留学する「現地プログラム」を実施し、語学から文化まで幅広い知識を修得します。
3年次以降は、中国または台湾で現地の大学生と共同調査に取り組む「現地研究調査」、北京・上海・天津で企業研修をする「現地インターンシップ」の実践教育もあります。
さらに5年間で愛知大学と留学先大学(中国の南開大学または台湾の東呉大学)の学位が取得できる「ダブルディグリー・プログラム」を実施しています。
2年次より3コースに分かれ、現代中国の多様な側面を研究するとともに、専門分野に対応した実践的能力の獲得に努めます。

ビジネスコース

社会・歴史的背景を踏まえ、中国をはじめ東アジアの経済、産業、政治、外交なども学び、日本や世界で活躍できる対中ビジネスのエキスパートの育成をめざします。

言語文化コース

高度な中国語コミュニケーション能力の習得とともに、文学・芸術・思想など中国文化の特徴を幅広く学び、日中間の懸け橋となる人材を育てます。

国際関係コース

中国の政治や経済について欧米や日本と比較しながら学び、複数国間の関係を理解しながら多角的かつ柔軟に考える力を養います。

-ダブルディグリー・プログラム- 南開大学(中国・天津)または東呉大学(台湾・台北)と同学の学位を取得
愛知大学の学位に加えて、中国または台湾を代表する名門大学の学位を5年間で取得できるプログラムです。現地プログラム終了後の2年次秋学期から2年間を留学先大学で学んで留学先の学位に必要な単位を修得。4年次秋学期から5年次にかけては愛知大学で卒業に向けた単位修得と卒業研究に取り組み、それぞれの卒業要件を満たした場合、2大学の学位が得られます。

愛知大学現代中国学部のサイトへ

国際コミュニケーション学部

英語学科

国際共通語“英語”の実践力を高め、世界を舞台に活躍できる国際コミュニケーション能力を養う
英語について「読む・聞く・書く・話す」力を段階的に伸ばし、総合的な運用能力を高めるとともに、英語圏の文化・社会・ビジネスなどについても英語を用いて理解を深め、国際社会において世界の人々と対等にわたり合えるコミュニケーション能力を備えた人材を育成します。

ネイティブ教員による少人数授業や、学部独自の国際フィールドワークなど、国際経験を重視した教育を展開。また、短期語学セミナーや交換・認定留学など、学生のニーズに合わせた留学制度を用意し、実践的な学びの場を提供します。

2年次からは、興味や関心に応じて3コースからいずれかを選択し、さらに学びを深めます。

Language Studiesコース

高度な英語運用能力を養い、言語文化に対する理解を深め、国際社会に通用するコミュニケーション能力を向上させます。

Businessコース

企業の海外事業部門や国際物流部門のほか、観光業界などでの活躍をめざし、高度な語学能力と国際理解力を養成します。

Educationコース

外国語学習の基礎知識と具体的な教授法を学び、小・中・高および幼児教育において英語教育を担う人材を育成します。

-英語圏への留学を身近に- 「1セメスター認定留学プログラム」を積極的に活用
春学期または秋学期の1セメスターを英語圏の大学で過ごし、英語を集中的に学ぶ「1セメスター認定留学プログラム」。海外短期語学セミナーよりも長く滞在してしっかりと学べる一方で、1年間の留学より手軽に参加できるメリットがあります。英語を学ぶだけではなく、世界各国から集まる留学生と交流してさまざまな文化や価値観に触れることもできます。留学先で修得した単位は、卒業必要単位として認定しますので、4年間での卒業も可能です。その他、交換留学や、海外で現地調査を行う学部独自のフィールドワークなど、多種多様な留学の機会を設けています。

国際教養学科

高い言語能力と多様な異文化理解で、幅広い国際教養力を身につける
世界の文化を理解し、国際社会でのコミュニケーションを豊かにする教養を身につけます。また、さまざまな文化を理解する過程で、日本の文化や言語の本質を客観的に見つめ直します。関心ある地域・フィールドについて学びを深めながら、国際ビジネスや国際マーケティング、外交など愛知大学の他学部が開講する国際関係科目の履修もできます。

2年次以降は、3つのコースからいずれかを選択し、さらに3つの専門理論研究領野を組み合わせて異文化理解を深めます。

アメリカ研究コース

アメリカ地域を深く研究するとともに、異文化理解に基づく国際コミュニケーション能力を養い、国際的な場への適応力を養います。

日本・アジア研究コース

日本およびアジアの言語・文化に対する深い理解を基礎とし、さらに欧米についての知見も兼ね備えた、国際的な視野を持った人材を育成します。

ヨーロッパ研究コース

世界を理解する上で不可欠なヨーロッパ地域への理解を深め、ヨーロッパを含む広い地域との交流に貢献できる人材を養成します。

【専門理論研究領野】

「グローバルスタディーズ」

「カルチュラルスタディーズ」

「国際観光学(異文化理解)」

愛知大学国際コミュニケーション学部のサイトへ

文学部

人文社会学科

分野を横断するアクティブな学びで、深い教養と豊かな表現力を養う。
人文社会学科の特色は、時間的・空間的にきわめて多様な対象を扱うということです。現代の文化は過去の人々が築き上げた思想や芸術の上に成り立っており、若者が慣れ親しんでいるポップカルチャーもその例外ではありません。そして東アジアや欧米など東西の文化領域を知ることも、グローバル化が進む現代文化を理解する上で重要な視点となるでしょう。人文社会学科では、幅広い学問分野を横断的に学び、時代の変化に流されない深い教養を身につけます。そして自由でアクティブな学びの中で、未来を見据える明確なビジョンと豊かな表現力を養います。

〔現代文化コース〕世界の文化とその表現に迫る

東アジア文化専攻
現代のアジア諸国と日本の複雑な問題を理解するには、東洋的な視点と西洋的な視点を結合して捉えることが重要です。この専攻では、日本・中国・韓国などの思想・哲学を中心にアジアの文化を学修。西洋の思想や学問との比較を通して、現代の私たちに身近な問題を自分で考え、解決していく力を育成します。

哲学専攻
哲学とは何か。実は、この「○○とは何か」と問うことそのものが哲学といえます。この専攻では、西洋の哲学者たちの思索を多様な講義科目や著作などから学び、哲学の理論的・歴史的知識を修得。演習での議論や卒業論文の執筆を通して、自分の思考を哲学的に緻密な言葉で表現する能力を身につけます。

図書館情報学専攻
書籍が紙媒体から電子媒体へと急速にシフトする中、今や図書館情報学の研究対象はソーシャルメディアなどのデジタル情報にまで広がっています。図書館における情報の流通・組織化・提供方法についての知識を修得するとともに、情報コンテンツの意義や活用技術を探る高度な調査力と分析力を身につけます。

メディア芸術専攻
映像表現とアーツ・マネジメントを軸に、編集デザイン、演劇やダンスといった身体表現など多様な表現メディアについて、理論と実践の両面から学びます。芸術がどのように人と人や、人と物事をつなぐメディアとなり得るのか、自らの体験を通して学び、時代に即した批評眼と発想力を持って、他者と協働できる力を養います。

〔社会学コース〕現代社会を自由な切り口で研究

社会学専攻
変化する日常の中で、「より人間らしく、より住み心地のよい社会をどのように築いていくのか」を考えるには、社会の仕組みや決まりを客観的・批判的に捉えることが必要です。社会学専攻では、社会調査に関わる科目を通して社会の構造や動きをデータで捉える方法を学び、現代社会の抱える問題に多角的に迫ります。

取得可能な資格

・社会調査士(一般社団法人社会調査協会の認定資格)
社会調査士とは、アンケート調査やインタビュー調査の方法を学び、統計や世論調査の結果を批判的に検討するなど、社会調査の現場で必要な能力を持った「社会調査の専門家」です。社会学専攻で所定科目の単位を修得し卒業することで取得できます。

〔欧米言語文化コース〕言語を通して世界の文化を学ぶ

現代国際英語専攻
英語コミュニケーション能力を伸ばすとともに、英語圏の文化・文学や英語そのものも研究対象とします。標準的な英語だけでなく、世界各地で独自の変化を遂げた英語(インドやシンガポールなど)にも触れることで、英語と英語圏文化の多様性を理解し、世界中の人々と対話できる能力を養います。

ドイツ語圏文化専攻
EU最大の話者数を誇るドイツ語の修得と、ドイツ語圏の文学・文化の本質に迫ります。歴史、環境問題、クラシック音楽からポップカルチャーまで、多様なドイツ語圏文化に接することができる他、協定大学(ブレーメン大学、ブレーメン経済工科大学)との交流も積極的に展開しています。

フランス語圏文化専攻
国連の公用語でもあるフランス語を基礎から学び、世界に広がるフランス語圏の文学・文化を探究します。交換留学制度・認定留学制度を利用して、フランス各地の大学で学ぶこともできます。フランス語での対話を通じて文化的な差異を理解し、言葉の背景にある文化やライフスタイルを学びます。

歴史地理学科

“時間”と“空間” 双方の軸で思考する学びが次世代を生きる力となる。
歴史学と地理学は“時間”と“空間”という双方の軸から人間の営みを考える学問分野であり、同学の歴史地理学科は、東海地方において歴史学と地理学を総合的に学ぶことのできる数少ない学科です。2022年に高校の必修科目として「歴史総合」「地理総合」が新設され、教育現場では歴史と地理それぞれの総合的な理解が求められています。またグローバル社会で生じる諸問題を理解する上で、時間軸と空間軸から国際関係を捉える歴史学・地理学の素養は欠かすことができません。さらに、歴史史料の読解や地理データの分析など、研究活動を通して身につけた方法論は社会のあらゆる場面で力となります。時代や地域によって異なる出来事や現象を学び、価値観の多様性を理解する中で、柔軟な思考力と自由な発想力を身につけていきます。

日本史学専攻
日本史を広い視野で捉え、専門的かつ主体的に研究できる力を育てます。2年次より講義および史料講読を行い、基礎的な知識を身につけます。3年次以降は、専門的な演習などで研究能力を高め、卒業論文に結実させます。現場に赴き、歴史的景観や現物を見るフィールドワーク、史料重視の教育も大きな特色です。

世界史学専攻
多様な世界各地域の歴史過程を理解することは、現在の世界を理解するのに必要不可欠な知識を身につけることにつながっていきます。講義や演習、講読を通して歴史学の手続きを学び、同時に社会でも役立つスキルを磨いていきます。

地理学専攻
地理学とは、自然や人間の諸活動がどのような秩序の下で地表空間に展開しているかを解明する科学です。地理学専攻では、人間の生きる基盤としての土地から、歴史や文化を読み解きます。「フィールドワーク実習」でデータを収集する技術を身につけ、演習や「地図学」を通して、データを図表に表示し伝える技術を修得します。

日本語日本文学科

“世界”という視点から、日本語・日本文学・日本語表現に多角的なアプローチを。
グローバル化が進む現代、教育現場では海外にルーツを持つ児童・生徒が多く学び、日常生活においても外国人と日本語でコミュニケーションを行う機会が増えています。多文化共生社会を生きる上で必要となるのが、日本の言葉や文化についての理解と豊かな教養です。日本語日本文学科では、「日本語」の歴史的成り立ちや特性について学び、それを起点として「日本文学」や「日本語表現」について探究します。中でも日本語表現学は、文章や会話のコミュニケーションをはじめ日本語による表現を包括的に学ぶ、新たな学問分野です。「世界の中の日本語・日本文学・日本語表現」を多角的に見つめ、豊かな教養と次世代を生き抜く力を身につけていきます。

-国語の教員をめざし、学生がともに学ぶ「国語会」-
文学部では多くの学生が学部の学びに加え教職課程を履修、小学校、中学校、高等学校の教員をめざして、教員としての資質、授業を行うための知識や技術の向上に取り組んでいます。国語の教員を目指す学生が集う「国語会」では、教材となる物語を読み込んで、生徒への発問などを議論する教材研究の他、同会出身の現教職員を招き指導法についても学びます。

心理学科

心理学の基礎から最新の研究まで、心と行動の原理を実証的に理解する。
人間の心を研究する学問として発展した心理学は、近年A I(人工知能)やビッグデータなどの情報技術と結びついて、新たな研究の広がりを見せています。現代の心理学は工学や経営学など幅広い学問分野と融合した、非常に学際的な学問といえるでしょう。同学科の特色として、少人数教育と豊富な実験・実習が挙げられます。少人数教育は、学生同士、学生と教員間の意見交換を活発にし、心理学の理解を深めることをねらいとしています。また2年次に行う「心理学実験」では、1年間を通して全員が約20の実験を実施。得られたデータの処理やレポート作成を重ね、事実に基づく思考の基礎力を養います。その後は「知覚・認知心理学」「学習・行動心理学」「発達・教育心理学」「臨床心理学」「比較心理学」「産業・社会心理学」といった領域に分かれて、専門性を高めます。時代の潮流に対応した科目「知的情報処理論」「組織行動マネジメント」を開講し、心理学の基礎から最新の研究成果までを網羅したカリキュラムで、必要なデータを自ら収集、考察し、人の行動の本質を正しくとらえる力と、それを実践に活かす方法を学びます。

取得可能な資格
  • 公認心理師(公認心理法に基づく国家資格)
    心理学の専門知識や技術を持って、相談や助言、その他の支援を行う「心の専門家」。学部で所定の科目を履修後、対応カリキュラムを持つ大学院で所定の科目を履修する必要があります。心理学科では学部所定科目をすべて履修することができます。
  • 認定心理士(公益社団法人日本心理学会の認定資格)
    心理学の専門家として仕事をするために必要最小限の学力と技能を修めていることを認定する資格です。心理学科で所定の単位を修得し、日本心理学会に申請することで資格を取得できます。

愛知大学文学部のサイトへ

地域政策学部

地域政策学科

同学部は、「地域を見つめ、地域を活かす」をモットーに、2011年の設立以来、課題発見・解決能力(地域貢献力)を備えた人材を育成してきました。現在は、地域を総合的・複合的に捉えて学ぶ「公共政策」「経済産業」「まちづくり・文化」「健康・スポーツ」「食農環境」の5コースを設置しています。
専門教育では、地域の課題解決に取り組む「学生地域貢献事業」をはじめとするフィールド重視型教育、合理的な政策提案の前提となるデータ分析力を養う科目の充実、地域の抱える課題を可視化し、課題解決の糸口を探る「GIS(地理情報システム)」を3本の柱として、「地域貢献力」のための知識とスキルを養います。
卒業後は多くの学生が、幅広い課題に対する“地域のゼネラリスト”として公務員に。また、現場発信の提案・実行力は民間企業でも高く評価されています。

公共政策コース

地域や社会といった公共空間の在り方を、自治・行政・財政・福祉・安全などの面から具体的に考え、優れた政策立案能力を身につけます。

経済産業コース

主に地域経済・産業の理論と現状、地域企業の事業活動、広域交通・情報といったインフラ整備、企業誘致など行政の産業政策について学びます。地域社会に広がるさまざまな問題を企業や行政と共に考え、問題の本質を明らかにし、政策を提言する力を養います。

まちづくり・文化コース

地理学やツーリズム、都市計画、歴史学、文化などの知識と、データ分析やフィールドワーク、ワークショップ、デザインといった技術を基に、社会実験による問題発見・解決手法の提示など実践的に学びます。

健康・スポーツコース

国や地方自治体における健康・スポーツ政策の現状と課題を学び、併せてスポーツ科学の手法、スポーツ産業マーケティングやマネジメント能力を習得。地域に根差した健康づくりと地域活性化につながるスポーツ振興に役立つ人材を育てます。

食農環境コース

人間生活には不可欠な食料・食品、これを支える農業や水産業、さらにはこれらを取り巻く自然環境や社会システムについて幅広く学んだ上で、農業や水産業を新たな地域ビジネスに育て上げ、地域活性化につなぐことのできる人材を育てます。

-学生地域貢献事業-
同学部は創設以来、「学生地域貢献事業」を実施しています。学びを地域社会で自ら検証し、地域の市民活動団体や行政など地域パートナーと連携して多様な地域問題の存在に気づき、新たな学習動機を獲得してほしいという期待をこめての取り組みです。
学生が主体的に計画した事業を教員の前でプレゼンし、採択されたものが学部公認の学生地域貢献事業として動き始めます。2021年度までの11年間で、延べ180団体、2,519名の学生が、それぞれの個性や想いを生かし活動しました。地域に暮らす人々のための活動は、地域の人々から教わることも多く、学生自身の成長につながる機会にもなります。

愛知大学地域政策学部のサイトへ

短期大学部

ライフデザイン総合学科

教養から実務まで、幅広い選択肢の中で学び自分の生き方を描く。
自立した人間として、また一人の女性として自らの人生を考え、その実現を図ろうと努力すること。それがライフデザインです。同学部では、外国語、文化、文学、オフィス実務、心理学など広範な分野にわたる120以上の科目からなるカリキュラムを編成。これらを柔軟に学べる仕組みを整え、関心ある分野の専門性を高める機会、あるいは、自分が本当に進みたい方向性に気付く機会を提供しています。

■編入学■ 卒業生の約4人に1人が編入学
愛知大学の併設短大としてのメリットは多岐にわたります。愛知大学の開講科目を特別聴講生として履修できるほか、愛知大学全学部に編入学推薦枠を設置。卒業後は、4人に1人程度が4年制大学の3年次に編入学しています。さらに、約138万冊の蔵書(大学全体)を誇る図書館をはじめとする各種施設や、多彩なクラブ・サークル活動など、4年制大学併設のスケールメリットがあります。
【愛知大学への編入学試験実績】
2023年度:合格者25人(志願者25人)、2022年度:合格者34人(志願者35人)、2021年度:合格者31人(志願者36人)

■就職■ 地元優良企業・公務員への就職
社会人として必要な知識やスキル、資質を高めるため、1年次から正課授業と課外活動が一体となったキャリアサポートを実施しています。企業を訪れ、職業の現場を体験する「フィールドワーク」や、実践的に学び、資格取得をめざす「医療事務」などの科目を開講。キャリア支援では、ビジネスマナーや応募書類作成、卒業生との交流など、段階的に就職への準備を進めます。卒業後は多くの学生が、東海地方の優良企業や自治体に就職しています。
【卒業生の主な就職実績】(過去5年間)
イトモル、豊臣機工、豊川信用金庫、豊橋信用金庫、明治安田生命保険、JA愛知みなみ、日本郵便、杏林堂薬局、愛知日産自動車、スズキ自販東海など
【編入を経ての就職実績】(過去5年問)
ノーリツ、クリナップ、スズキ、日本トレクス、ヤマハ発動機、蒲郡信用金庫、名古屋鉄道、フジドリームエアラインズ、法務省名古屋法務局、豊田市役所、牧之原市役所、静岡県警察本部など

●対策講座を学内で受講可能
資格取得をめざす学生のために、専門講師が指導するキャリア開発請座を学内で開講。格安の費用で受講でき、学業と資格取得の両立が可能です。(取得をめざす資格・検定:単位認定要件あり)
司書、医療事務資格、秘書技能検定、TOEIC®、TOEFL®、簿記検定、実用英語技能検定、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS) など

愛知大学短期大学部のサイトへ

このページに関するお問い合わせ

大学・部署名 愛知大学 企画部入試課
Tel 052-937-8112・8113
E-mail nyushi@ml.aichi-u.ac.jp

PAGE TOP