<入試科目の掲載について>
入試科目情報は、全学部・方式の入試科目が公表された大学より順次掲載しています。

私立

おうびりん

桜美林大学

桜美林大学大学からのお知らせ 入試対策情報

※昨年度(2024年4月入学)情報を掲載中

英語

2023年度入試の問題分析

試験時間は60分で、大問6題が出題されており、解答はすべてマーク式である。出題内容は、長文読解(2題のうち1題は空所補充のみ)を中心に、文法・語法(空所補充)、語彙(ごい)(同意表現選択)、語句整序(日本文あり)、会話文(英問英答形式の内容一致と空所補充)と多岐にわたっており、幅広い角度からオールラウンドな英語力が試されている。難易度は、高校の教科書レベルの内容がきちんと理解できていれば十分に対処できる問題がほとんどであるといえるが、試験時間に対して問題量が多く、読解問題の比重も高いので、かなりのスピードが要求される。全体的に、分量・設問形式・難易度のいずれもが、従来のセンター試験に似たものであると考えるとイメージしやすくなるだろう。会話文や語句整序は設問数が多く、過去問をきちんとやりこなすだけで十分な量の演習になるだろう。長文読解は400語程度の英文(第5問)と600語の英文(第6問)の2題で、空所補充や同意表現選択や書き出しが与えられた内容一致といった文脈把握型の設問が出題されている。

2024年度入試対策・学習アドバイス

過去問対策は万全に

大問数が多く出題内容も幅広いので、過去問を通して、時間配分には十分な配慮をしておきたい。また、独自の多彩な出題形式に習熟しておくことも大切で、過去問を最大限に活用して万全の対策で本番に臨みたい。

文法・語法と会話文は定番である

文法・語法問題では、中核となる基本事項が網羅的に出題されているので、これまでの授業の総復習を通じて、基本構文、文法・語法、語彙(ごい)などを確実に身につけておく必要がある。語法や語の定義、意味の似た単語・イディオムの使い分けが問われることも多いので、単に訳語を暗記するだけではなく、語法や微妙なニュアンスの違いにも注意する必要がある。会話文問題では、特別に難しい会話表現が出題されているわけではないが、応答表現などの基本的な会話表現には習熟しておく必要がある。10問と問題数が多く、5問が英問英答形式での内容一致、残りの5問が空所補充、という2種類に分けて出題されるのが特徴的で、前後の受け答えから、話の流れを正確に読み取る力を身につけておくことが大切である。

表現力が多角的に試されている

語句整序問題では、語彙(ごい)や文法・語法だけでなく、正確な構文把握力が要求される。選択肢の数は標準的なものであるが、長めの英文で出題されることもあるので、文全体の構造や構文に留意する必要がある。英語の表現力や語彙(ごい)力が多角的に試されているので、十分な対策が必要である。

読解問題では文脈理解がポイント

読解問題への対策としては、これまで読んできた教科書や問題集の英文を利用して、語彙(ごい)や文法事項などを確認しながら、正確な文脈理解に努める必要がある。空所補充の設問では、パラグラフの趣旨や英文全体の流れを正確に読み取る力はいうまでもないが、選択肢に与えられている表現自体に関する文法・語法上の知識も問われているので、語彙(ごい)力の拡充に努めることも大切である。内容一致問題では、与えられた書き出しを手がかりにして該当箇所を見つけ、選択肢と本文とを照らし合わせながら読み進めていく、といった速読力を身につけておくと、設問を効率よく処理できるようになるだろう。

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