河合塾グループ 河合塾
  1. 大学検索トップ
  2. 中央大学
  3. 大学からのお知らせ
  4. 入試対策情報
ちゅうおう

中央大学

  • 大学HP

入試対策情報

日本史

2023年度入試の問題分析

①文学部:全時代からの出題で、解答形式はマークセンス方式・記述式の併用であった。例年どおり歴史用語の選択・記述、正誤判定や年代配列問題が図版や史料を用いて出題された。また、3つの選択肢のすべての正誤を判定させる形式が新たに出題された。

②商学部A・B:古代~現代からの出題で、例年同様近現代からの出題比率が6割を占め、解答形式はマークセンス方式・記述式の併用であった。歴史用語を選択・記述させる問題とともに、正誤判定や年代配列問題が出題された。

③経済学部I・II:I方式は全時代から、II方式では古代~現代から出題され、ともにすべてマークセンス方式での出題であった。例年どおり語句選択・正誤判定・年代配列問題の形式で、各大問すべてで史料・地図・表・グラフを用いた出題がなされた。

④法学部:原始~近代からの出題で、論述問題以外の解答形式はすべてマークセンス方式であった。出題形式では例年どおり史料や図版を用いたものは出題されず、選択肢それぞれの正誤を判定させる正誤判定問題を中心に出題された。論述問題について、2022年度は大問として独立したかたちで出題されたが、2023年度は以前の形式に戻り、小問として2問出題された。

⑤6学部共通:全時代からの出題で、解答形式はマークセンス方式のみでの出題であった。例年と同様に正誤判定問題と語句選択問題、年代配列問題が出題されたが、正誤判定問題では正しいもの、もしくは誤っているものをひとつ選択させる形式のほかに、2022年度から出題されるようになった正しいものをすべて選択させる問題のほか、2023年度からは正しい文2つの組み合わせを選択させる問題も出題された。

2024年度入試対策・学習アドバイス

基本事項中心の学習を

一部難問が出題されているが、このような出題に惑うことなく、教科書レベルの事項を正確に理解・習得することが重要である。また、図版やグラフなどを用いた出題も多く見られるので、資料集を用いた学習を心がけてほしい。文・商学部では記述式の解答が求められるので、歴史用語の正しい表記ができるよう練習しておきたい。

計画的な学習を

中央大学では商学部を除いておおむね全時代にわたって政治・経済・外交・社会・文化の各分野から出題されている。受験生のなかには、時間的制約から文化史や戦後史の学習が十分にできていないという人が見受けられるが、学習計画を立て、各時代・各分野をまんべんなく学習しておくことが重要である。

正誤判定問題対策

すべての学部で正誤判定問題が出題されているため、知識の正確な理解とともに、過去問などの問題演習を通じて慣れておくことが重要である。

史料問題対策

例年、法学部を除いて各学部・日程で史料を用いた出題が続いており、史料対策は必須といえる。未見史料の出題もあるため、学習に際しては史料を読んで慣れておくことが重要である。

論述対策

法学部では例年30~100字程度の論述問題が出題されており、担当の先生から添削指導を受けるなど、その対策も忘れないようにしておきたい。

入試問い合わせ先

  • 【担当部署】
    入学センター(入試課)
    【電話番号】
    042-674-2121
    【所在地】
    東京都八王子市東中野742-1
  • 中央大学資料請求

デジタルパンフレット

(*「テレメール進学サイト」が提供している画面へ遷移します)

閉じる

一緒に見られた大学