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入試対策情報

現代文

2023年度入試の問題分析

「国語」として、現代文2題。評論、小説1題ずつで、2つの文章を読んで解答する形式がほとんど。すべて選択マークシート方式。

設問は、読解型が、傍線部読解、空欄補充、本文全体の趣旨判定に加え、本文を読んだ後の生徒の会話という形で本文全体の適切な読解を問う形式や傍線部に関する読解を表にまとめ、そこに設けられた空欄に適切な内容を補充するという形式。知識型は、漢字書き取り、慣用句の意味。2022年度までの文法、敬語の用法に関する出題は見られなかった。

2024年度入試対策・学習アドバイス

様々なジャンルにも対応できる読解力をめざそう

東京家政大学で出題される文章には、ほとんどの受験生が読み取りにくさを感じていることだろう。評論文は、難解な表現ばかりで書かれているからだけでなく、普段慣れ親しんでいない内容が取り上げられているからだ。2023年度も、デザインに関する哲学考察、哲学自体の存在理由などが取り上げられている。また小説文も、勝手な解釈が許されないような内容である。だが、そうした読みにくさの克服なしには読解力および得点力の向上は望めないのだから、具体的な対策を講じていこう。過去問や問題集などで一度取り組んだものの、内容が読みにくく、正答率も高くなかった問題文を、解説などを参考に、一文ごと、一段落ごとに意味内容を押さえ、本文全体の構成を頭のなかで組み立てる意識で、読む練習を繰り返すことをおすすめする。はじめはゆっくり、慣れてきたら試験本番を意識して速く読むなど工夫をし、趣旨判定の問題、本文全体の構成に関する問題などへの対応力、そして、読む力そのものを鍛えていこう。

解いた後の自己検証作業こそ、過去問演習で最も大事

過去問でのトレーニングは解いて答え合わせをして終わり、ではない。本文内容の読み取りが十分であったか、答えの導き方は適切であったか否か、出題形式に対して自分が行ったのとは別の答え方がなかったか、知識面での不足はないかなど、復習の際にあらゆる点からの検討を加えて誤答原因を明らかにして、次の問題に取り組む際の「指針」として活用するようにしよう。

誤答要因の分析をして、得点力の安定をめざそう

授業や問題集などの解説では、設問趣旨の把握、傍線部分析、本文中にある答えの発見、各選択肢文の分析といった作業ができているかを毎回検証し、選択肢文だけを見てそのときどきの感覚で答えを決めたり、傍線部の直前直後の内容だけ見て答えを決めてしまうというような「誤答グセ」を自覚し、克服につなげていこう。

読解問題で最も重要なのは、設問趣旨の把握と傍線部や空欄の分析

傍線部読解問題では、傍線部分析に基づき、本文中の解答根拠を決めて選択肢を検討するのだが、最後まで設問趣旨から離れないようにしよう。また、空欄補充問題では、空欄前後の意味上および構文上のつながりを確認したうえで選択肢を検討に入るよう心がけよう。さらに、選択肢で取り上げられている語彙(ごい)理解が不十分では正答にたどりつけない。不明な表現が出てきたらカード化するなど工夫して、語彙(ごい)力の拡充を図るようにしよう。語彙(ごい)力=読解力=得点力であることに最後までこだわろう。

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