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入試対策情報

英語(N全学統一方式第1期)

2023年度入試の問題分析

2022年度から大問8題の出題となっているが、2023年度も同様に大問8題となっている。総設問数は45問で、すべて私立大学に典型的な選択式の客観問題である。問題傾向も2022年度と同様で、Iが文法・語法問題(6問)、IIが熟語および語彙(ごい)問題(6問)、IIIが熟語の問題(6問)、IVが中文空所適語補充問題(5問)、Vが長文読解問題(5問)、VIが会話文問題(5問)、VIIが整序作文問題(6問)、VIIIも整序作文問題(6問)となっている。主な特徴を述べると、I、II、IIIの文法・語法、語彙(ごい)・熟語の問題に関しては基本的な問題から標準的な問題が出題されている。IVに関しては、200語強の英文の空所に適する語を選ばせる問題であるが、前置詞や接続詞など文法的な要素を問う問題も出題されている。Vの長文読解問題に関しては、すべて英問英答による内容一致問題となっている。VIに関しては、形式は会話形式であるが、口語表現といった会話特有の表現を問うものではなく、会話文の内容に一致するものを選ばせる問題となっている。VIIの整序作文問題に関しては、与えられている日本文に合うように語(句)を並び替えさせる典型的な問題となっているが、VIIIの整序作文問題に関しては、300語程度の英文中の語(句)を並び替えさせる問題になっている。この形式の問題は英文の文意を考える必要があるため解答しづらい面もあるのでそれなりの対策が必要である。全体的な難易度は標準的といったところである。

2024年度入試対策・学習アドバイス

日本大学の入試問題で問われているのは、読解力、文法・語法の知識、語彙(ごい)力(単語・イディオム)のいずれも基本~標準であり、難解な問題は出題されないので、基礎を徹底した学習に取り組むことで十分に合格点が取れると考えられる。過去問を大いに利用して対策を行ってほしい。以下に3点学習のポイントを挙げておく。

語彙(ごい)力の養成および文法・語法の知識の定着

まず第一に力を入れてほしいのが語彙(ごい)(単語・熟語)と文法・語法の学習である。その際、注意してほしいことは、問題がすべて選択形式だからといって、単語帳などを目で追うだけで終わりにするといったような学習は避け、実際に何度も書いて確実に身につけることである。最低でも受験でよく使用される単語帳や熟語帳を1冊完全に習得しておくことが望ましい。また、文法の学習においても2、3冊の基本的な問題集を用意し、解答の根拠が自分に説明できるようになるまで繰り返し学習してほしい。

英文読解の学習

長文の問題を解く際は、解き終わった後で、解答を確認して終わりにするのではなく、知らなかった単語や熟語などはノートにまとめたり、理解できない英文などは文型をとって意味を考えたりしながら取り組むこと。また、読むスピードをさらに上げるために音読をすすめたい。音読といってもただ声に出して読むだけでは効果がないので、これまでに学習した長文のなかで骨のある長文を10題程度選び出し、構文と訳を確認したうえで10行1分以内で読むことを目安にして繰り返し練習してほしい。

スピーディーに問題を解く練習を!

試験時間が60分であることを考えると、それなりの速さで問題を解くことが要求される。日頃から迅速かつ正確に問題を解く練習をすることが必要である。

入試問い合わせ先

  • 【担当部署】
    学務部入学課
    【電話番号】
    03-5275-8001
    【所在地】
    東京都千代田区九段南4-8-24

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