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めいじやっか

明治薬科大学

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入試対策情報

化学

2020年度入試の問題分析

B前期日程は大問5題で、すべて記述式である。問題内容と難易度は、(1)貴ガスと気体の捕集法に関する問題。思考力を要する問題に見えるが、基本知識の問題である。(2)凝固点降下に関する問題。典型的な設問ばかりであるが、問5の計算は水和結晶の溶解によって溶媒量が変化するので、やや煩雑である。(3)金属の性質や結晶格子、金属単体および金属イオンの反応に関する知識問題。総花的に問われているが、その内容は基本事項のみである。(4)窒素肥料を中心とした無機と理論の融合問題。逆滴定の計算も含まれるが、すべて標準的な内容である。(5)分子式C9H12Oの芳香族化合物の構造決定問題。明治薬科大学としては標準的である。全体として2019年度より少し平易になった。高得点者も増えたのではないか。

C日程は大問7題で、すべて記述式である。(1)ハロゲンの単体および化合物に関する知識問題に、原子の構造や原子量を融合させた問題。フッ化水素酸が弱酸である理由の論述が問われており、この知識の有無で少し差がついたであろう。(2)可逆反応の速度と平衡状態に関する問題。典型的な論点であるが、グラフ描図が2問含まれていた。(3)実験装置と操作を見て、蒸気圧と沸騰について考察する問題。難しくはないが目新しいので、戸惑った受験生が少なくないであろう。論述も含まれ、2020年度で一番差がついたところと思われる。(4)電気分解に関する問題。複数の反応が起こるが、基本的である。(5)ヨウ素滴定を用いてフェノールを定量する実験に関する問題。空試験を行うこともあり、経験の有無で差がついたと思われる。(6)アミノ酸の電離平衡に関する問題。グラフ描図も含まれるが、すべて典型的な設問である。(7)蒸留実験に関する知識問題である。4問すべて論述なので、正確な知識がないと正解できない。例年必ず出ていた構造決定、特に複数のエステル結合を持つ化合物の決定が出なかった。代わりに実験関係の出題が増え、論述も増えたので、全体としては、例年より少し難化した。

2021年度入試対策・学習アドバイス

理論分野への対策

いずれの試験も、以前は思考力を要する問題が出されていたが、近年は基本的典型的な問題ばかりであった。しかし、2019年度のB前期日程、2020年度のC日程は、思考力を要する問題が出題され、また論述の設問も多かったので、しっかり準備しておきたい。いずれの試験も、①中和および酸化還元滴定が頻出なので、出題パターンを網羅的にマスターしておきたい。②原子の構造から分子間力までの知識問題で大問になることが多いので、取りこぼさないようにしておこう。

無機分野への対策

いずれの試験も、必ず1題は出題があるし、理論に融合して知識を問われることが多いので、手薄にならないように。設問内容は基本的なものだから、得意にしておけば短時間で処理できて、理論と有機をゆっくり考えられる。

有機分野への対策

いずれの試験も、脂肪族芳香族の構造決定が出ることが多い。難問ではないが、ジエステルやアミドを中心に、少し変わった物質で思考力を問うことが多く、明治薬科大学独特である。過去問にできるだけ多くあたって慣れておきたい。天然有機物は、C日程とB後期は頻出だがB前期は出ない年が多い。しかし、基本知識は押さえておこう。

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