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入試対策情報

現代文

2023年度入試の問題分析

全学部日程では、「国語」のうち現代文2題、古文1題は例年どおり。出題形式、記述型が、漢字の書き取りと、日程によっては30~40字以内の説明問題、さらに、指定された文中の空欄に指定された字数(10~30字)での説明問題。選択型は、慣用表現の意味、傍線部読解、空欄補充、本文趣旨判定。なお本文趣旨判定では、選択肢文個々に、正しければ1、誤っていると判断をするならば2と答える。問題文では、詩と散文に焦点をあてた文学論、新型コロナウイルス感染拡大に伴う社会情勢の大変動、人権理論の変遷など、例年同様様々なテーマが取り上げられているが、そうしたなかで、『硝子戸の中』(夏目漱石)を本文とする出題が見られた。小説はこれまでも数年に一度の間隔で出題されている。

2024年度入試対策・学習アドバイス

漢字の書き取り力は、読みおよび意味と連動して理解すること

そもそも、語彙(ごい)力の充実には、意味の理解が不可欠。漢字問題集の練習では、例文も含めた意味理解まで徹底して行うようにしよう。立教大学の漢字書き取りは、「やや難」レベル。出題数は多くはないが、十分な準備をしよう。

選択肢問題は、選択肢文を見る前の作業が、最も重要

選択型問題が苦手な場合、そのときどきのフィーリングで答えを決める傾向が見られる。設問趣旨の把握、傍線部分析を通じてその設問に対する「方針」を定めてから、本文中や選択肢文に臨むように。

空欄前後の読み取り+語彙(ごい)力で空欄補充問題を得点源にしよう

空欄問題でも、選択肢を見る前に必ず空欄前後に解答根拠を決め、選択肢の検討に入るべきである。語句の場合、空欄部分と言い換えや対比箇所への着眼、接続詞の場合は、空欄前後の意味内容の関係づけ、そして、副詞の場合は、それが修飾する空欄前後の箇所との対応。こうした点から、空欄前後のつながりを読み取ろう。また、選択肢で取り上げられる語(句)の正確な理解は、正答を得るには不可欠。空欄補充問題=語彙(ごい)力問題といっても過言ではないことを忘れずに。

記述説明問題の演習では、次につながる復習を心がけよう

記述型の説明問題では、採点するだけ、模範答案に沿って書き直すだけでなく、模範解答例がどのような手順ででき上がったのか確認したうえで、自分の答案が設問趣旨に沿っているか、傍線部付近の内容を写すだけになっていないかなどの検討をしよう。

過去問演習で最も大事なのは、解いた後の検証作業

過去問によるトレーニングでは、問題を解いた後に自分の答えの導き方を思い出して、解説で示されている答えの導き方と比べながら読解上の課題点を確認し、次の演習の際の指針として生かそう。

「読めなかった、解けなかった」問題を有効活用しよう

模試や問題演習などで、本文が読みにくかったり得点が高くなかった問題を繰り返し読み「いかなる内容の文章にも問題にも対応できる読み取りの力」をつけていこう。はじめは本文論旨の展開や設問の答えを決めるまでの作業を正確に頭のなかで再現することを意識してゆっくり読み進める。慣れてきたら本試験を意識してだんだん速く読む。多くの問題(文)に触れることももちろん大事だが、それと同時に同一の問題(文)を繰り返して読む重要性も忘れずに。

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