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入試対策情報

現代文

2023年度入試の問題分析

前期スタンダード方式(2月1日)を分析する。2023年度も現代文の大問が2題出題された。例年どおり解答方法はすべてマークセンス方式。問題文の分量はおおむね3,500~4,000字程度で、2022年度と比べてやや減少した。文章のテーマは経済学や哲学に関わるもので、比較的硬質な評論文が出題される傾向は2023年度も踏襲された。設問数は、大問1題につき12~13問。全体的な設問構成としては、漢字や言葉の意味、文学史といった基礎知識を問う設問に加え、空欄補充、傍線部の内容や理由を問う設問、脱文挿入問題、問題文全体の趣旨を問う設問など、私立大学入試の一般的な設問がバランスよく出題されている。問題文の分量が比較的多く設問数も少なくないが、全般的に見れば、私立大学入試の標準的なレベルの難易度だと言えるだろう。

2024年度入試対策・学習アドバイス

長文読解力を磨こう

産業能率大学の問題文のテーマは、社会・文化・政治など多岐にわたっている。したがって、様々なテーマの評論文に触れておくことが大切だ。また、2023年度はやや減少したが、例年かなりの長文が出題されている。したがって、4,000~5,000字前後の長文をテンポよく読む練習も欠かせない。その前提として、現代文に頻出する〝評論用語〟をしっかり自分のものにしておくことも重要だ。そのためには、現代文の重要語集などを活用しよう。

基礎知識を拡充しよう

漢字や言葉の意味など、例年、現代文の基礎的な知識を問う設問が比較的多く出題されている。したがって、頻出漢字の問題集や現代文の重要語集などを利用して漢字の知識や語彙(ごい)力を強化し、確実な得点源にしておきたい。暗記ものは、毎日、短時間、繰り返して行うことが有効だ。たとえば、朝・昼・晩などに毎回10分程度、集中力を高めて一気に覚えるようにしよう。その際、目で見て覚えるだけでなく、声に出し、手で書いて覚えることが効果的である。こうした基礎的な知識を確実なものにしておくことは、基本的な得点力を高めるだけでなく、本文読解のための大きな力にもなる。

標準的難度の問題集を利用しよう

産業能率大学の「現代文」は、問題文が比較的長く、かなり硬質なテーマの文章が出題される傾向があるため、すでに指摘したように評論文に頻出する抽象的な語句の知識をしっかり身につけておくことが必要だ。設問については比較的平易であり、設問形式もオーソドックスである。産業能率大学の現代文問題は、本文の内容をしっかり理解し、それを根拠にして判断することができれば、十分合格点に到達できるように作られている。したがって、標準よりもやや上くらいの難易度の問題集を使えばよいだろう。自分には少し難しいと感じるような問題にも積極的にチャレンジしたい。問題集の問題を解く際には、本番の「国語」の試験時間に合わせて大問2題を一気に解く練習をしよう。ただし、解いてすぐに採点して終わりにするのではなく、答え合わせの前にもう一度改めて本文を丁寧に読み直し、自分の出した答えが本当に正しかったのかを再チェックしたうえで、解説をしっかり読むようにしよう。そして、設問や傍線部で着目すべき点は何か、本文中の根拠となる箇所をどのようにして発見すればよいのかなどを、きちんと確認し、精度の高い解答力を身につけておこう。

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