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入試対策情報

現代文

2023年度入試の問題分析

国語は、現代文のみが課され、例年どおり、評論が2題出題された。[I]が外山滋比古、[II]が桑子敏雄の文章からの出題。いうまでもなく、外山滋比古は入試現代文に最頻出の英文学者、評論家であり、また桑子敏雄も入試にしばしば取り上げられている哲学者である。このように岐阜協立大学では、入試に頻出する著名な著者の作品が取り上げられることが多い。

試験時間は50分で、1題あたり25分である。出題される文章の量や文章の難易度は私立大学型として標準的なものである。設問も、漢字の書き取りと読み、言葉の意味、口語文法、(接続語や語句などの)空欄補充問題、抜き出し問題、傍線部の内容説明、傍線部の理由説明など標準的な私立大学型の問題が出題されている。ただ前述したように、1題あたりの試験時間が25分で、設問数が[I]は12問、[II]が13問と多めなので、時間配分に注意して時間内に解答を出せるように練習しておく必要がある。

2024年度入試対策・学習アドバイス

基本的な読解力を身につけよう

[I]と[II]とも出題されている文章は、私立大学型の評論として平均的な難易度であり、基本的な読解力を問うのに適したものである。したがって、受験生としては基本的な読解力の養成に努めることが大切である。そのためには、標準的な私立大学型の問題集でしっかりと問題演習をすることである。ただその際、漫然と問題演習を繰り返すのではなく、与えられた文章の構造がどうなっているのかを捉えられるように、特に文章の対比構造などに注意しながら文章を読んでいくようにしたい。また、いたずらに問題数をこなすのではなく、間違えた設問などは、解説をしっかり読み、自分が間違えた理由をはっきりさせていくことも重要である。

過去問も十分に研究しておこう

標準的な私立大学型の問題集で問題演習を行い、ある程度読解力が身についてきたら、過去問を解いてみよう。もちろん、岐阜協立大学の現代文は、私立大学型の問題として標準的なものであり、奇をてらうような問題は出題されていない。ただやはり過去問の演習はやっておいた方がよいだろう。特に前述したように、50分という試験時間に比して問題量がやや多いので、最終的には時間配分の練習もしたうえで、本番の試験に臨みたい。

漢字の学習もおろそかにしないように

漢字の書き取りと読みが[I]と[II]でそれぞれ6問、合計12問出題されており、漢字だけでそれなりの点数になるものと考えられる。受験生のなかには、漢字は特に勉強しなくても何とかなると思っている人もいる。しかし、安定して高得点を取るためには、やはり正確な漢字の知識は不可欠である。ぜひ早い時期に漢字問題集を1冊仕上げるようにしたい。

言葉の知識を身につけておこう

2023年度も口語文法に関する設問が1問出題された。2022年度は2問出題されていた。どれも基本的な知識を問うものであり、基本事項の確認さえしてあればできた問題である。中学で習った口語文法も一通り復習しておきたい。それ以外にも、岐阜協立大学では、言葉の意味や言葉の使い方を問う設問も、必ずといってよいほど出題されている。普段から知らない言葉に出合ったら、辞書を引くなど語彙(ごい)力を強化する努力が必要である。

入試問い合わせ先

  • 【担当部署】
    入試広報課
    【電話番号】
    0584-77-3510
    【所在地】
    岐阜県大垣市北方町5-50

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