河合塾グループ 河合塾
  1. 大学検索トップ
  2. 中部大学
  3. 大学からのお知らせ
  4. 入試対策情報
ちゅうぶ

中部大学

  • 大学HP

入試対策情報

数学I・A

2023年度入試の問題分析

前期入試には、マークセンス方式と記述方式の混合試験であるA方式、B方式と、全問マークセンス方式のAM方式、BM方式がある。A方式とB方式はマークセンス方式の小問集合(小問の数は5問)と記述方式の大問2題の組み合わせであり、配点の割合はマークセンス方式6割、記述式4割である。AM方式とBM方式はともに小問が9問であった。マークセンス方式の問題はすべて結果のみをマークして解答するものであった。試験時間はいずれの方式も60分であった。小問1問あたり5~7分、大問1題あたり15~20分ぐらいのペースで解くのが標準的と思われるので、少し急いで解くことになる。出題内容は「数と式」「2次関数」「三角比」「データの分析」「整数」「集合と論証」「場合の数・確率」「平面図形」であり、出題範囲については、どの分野からもほぼまんべんなく出題されている。難易度は、ほとんどの問題が教科書の例題から章末問題程度であったが、マークセンス方式、記述方式とも一部に思考力を要するやや難度の高い問題があった。受験生の基礎学力および応用力を丁寧に測ろうという大学側の意図がうかがえる。

2024年度入試対策・学習アドバイス

苦手分野の克服をしよう

苦手分野については教科書の基本事項をしっかりと理解しておこう。また、苦手でない分野についても基本事項の漏れや勘違いがないか確認しておこう。さらに、問題演習を通じて公式の正しい使い方などを定着させておくことが大切である。

マークセンス方式対策

マークセンス方式の問題は結果のみを解答する形式であるから、部分点がなく、少しのミスが時間や得点に影響してくる。一つひとつの問題を確実に処理していく力をつけておこう。解答の手順や計算方法などを見直し、より速く正確にできる方法を研究しておくとよい。また、記述式の問題集で練習をするのも効果的である。解法の手順を整理するには、マークセンス方式の問題集を解くだけでは不十分である。考え方を書き表しながら解くことでより速やかに定着が図れるのである。以上の学習を終えたら、過去問を使って、中部大学のマークセンス方式の問題に触れておこう。いろいろな分野の問題の難易度や問題を解くペースを確認しておくとよい。

頻出問題の解法を習得せよ

数学Ⅰ・Aの全分野について取り組んでおいた方がよいことはもちろんであるが、2次関数は頻出であるので、最大値・最小値を問う問題などは訓練しておこう。絶対値記号のついた方程式・不等式に関する問題も頻出であり、難度もやや高めである。場合の数・確率や三角比やデータの分析は主に典型的な問題が出題されているので、教科書傍用問題集などを繰り返し解いて演習しておいてほしい。また、A方式・B方式の記述方式の問題で平面図形の証明、背理法の証明、絶対値記号のついた2次関数のグラフなどのやや難しい問題も出題された。初見の問題を解き切ることは難しいので、標準的な難易度の問題集を利用して、多くの問題を解くことで経験値を上げておくことが望ましい。また、数学I・Aの範囲で解き切ることが可能な問題でも数学IIの三角関数の公式、図形と方程式の公式を用いた方が速く解ける場合があるので、余裕があれば数学IIの公式も確認しておこう。

入試問い合わせ先

  • 【担当部署】
    入学センター
    【電話番号】
    0120-873941
    【所在地】
    愛知県春日井市松本町1200
  • 中部大学
  • 中部大学資料請求

デジタルパンフレット

(*「テレメール進学サイト」が提供している画面へ遷移します)

閉じる

一緒に見られた大学