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入試対策情報

数学I・A

2023年度入試の問題分析

問題は大問4題からなり、第1問は独立した小問が4問、第2~4問はいくつかの小問で構成されている。

2023年度については、第1問の小問集合は数学Iの計算問題が出題された。具体的には、式の展開や因数分解、根号を含む計算・分母の有理化に関する問題、絶対値と不等式、集合についての問題である。また、第2問は数学Iの2次関数、第3問は数学Iの図形と計量と数学Aの図形の性質との融合、第4問は数学Aの場合の数・確率の分野から出題された。この問題番号と出題分野については、この7年間で同じであり、全体的に数学I・Aの内容からまんべんなく出題されている。

難易度に関しては、どれも標準的ではあるが、やや難しい設問が出題されることもある。ひとつの小問に時間を取られすぎないように注意しなければならない。単純な計算問題でも処理に慣れていないと正しく求めることが困難なものもあるが、難問は出題されない。

2024年度入試対策・学習アドバイス

数学I・Aの典型問題を中心に基本~標準問題をしっかり勉強しよう

まずは過去問を1年分ぐらい解いてみて、出題される問題の傾向や難易度を自分の肌で経験してみよう。そうすれば今の自分に何が必要であるのかがはっきりするはずである。数学I・Aの全分野について教科書などを用いてその基本事項や公式をしっかりと理解し、基本問題が解けるようになるまで何度も計算練習を繰り返そう。各単元の基本的な解法はきちんとマスターしなければならない。公式についても問題演習を通して、実際に使いながら正確に頭に入れておこう。基本的な学習が終われば、問題集などを用いて標準的な問題が解けるように練習しよう。問題を解き終えた後は、解答解説をよく見て、計算過程などにも注意して学習してほしい。苦手なところは教科書の該当範囲を初めから読み直してみるのもよい復習になるであろう。

計算を普段の学習から意識して!

解き方がわかっていても正しく答えが出せなければ得点にならないので、計算力を普段の学習から意識して取り組むようにしよう。計算の速度を上げることも重要ではあるが、それ以上に、「工夫して計算ができないか」あるいは「計算量を減らすことはできないか」という意識を持って取り組む習慣が大切である。また、ミスの原因を分析し、自分の間違い方の癖を見つけるような学習も効果的である。

特に、頻出分野を重点的に!

特に出題が目立つ分野については徹底的に勉強しておきたい。具体的には、因数分解、分母の有理化を用いる計算、二重根号、絶対値を含む関数、図形と計量、条件付き確率である。これらの単元は必ず出題されると思ってよいであろう。苦手意識のある人こそ、徹底して弱点克服に努めてもらいたい。初めて数学I・Aを学習した際には難しいという印象を持ってしまいがちな分野であるが、重点的に出題されている傾向から見ても、苦手なまま試験を受けるのは賢明ではない。前に列挙した分野は必ず十分な対策をとって自信を持って入試に挑みたい。

頻出分野が明確であるだけに、対策をとりやすいはずである。解答例を眺めるだけではなく、きちんと自分の手を動かして、自分一人の力で計算できるようになるまで学習しておこう。

入試問い合わせ先

  • 【担当部署】
    入試・広報部
    【電話番号】
    072-453-8284
    【所在地】
    大阪府泉南郡熊取町若葉2-11-1
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