私立

愛知医科大学

入試対策情報

※前年度情報を掲載中

英語(医学部)

2019年度入試の問題分析

全体はマークシート形式で大問7題、試験時間80分、マーク数49からなる。第1問は対話文形式の語句選択問題で設問数は6つ。設問文の日本語はあくまで参考として正しい英語表現を見極めたい。第2問は与えられた英文内容に該当する英単語を答える問題で設問数は6つ。該当する文字の選択問題ではあるが、英単語のうろ覚えでは正解には至らない。第3問は日本語が与えられている標準レベルの語句整序問題で設問数は3つ。第4問は内容的に異なる5つの英文からなり、各英文中に指定語句を補充する問題である。全5問中4つが語句の補充、ひとつが完成文の補充である。語句の補充の場合は正確な文法力が必要となるため、予想外に難しいことがある。第5問は約450語からなる標準的な読解問題である。英単語空所補充問題10個(選択肢の品詞に統一性はない)と内容把握問題ひとつからなる。第6問は約500語からなる標準的な読解問題である。語句整序問題ひとつ、英単語空所補充問題4つ(副詞および副詞句の選択)、語句に関する意味内容を選択する問題が2つと内容把握問題ひとつからなる。第7問は約400語からなる標準的な読解問題である。語句整序問題ひとつ、英単語空所補充問題5つ、語句の正しい意味内容を選択する問題が3つとタイトル選択問題ひとつからなる。

2020年度入試対策・学習アドバイス

空所補充問題を攻略しよう

英単語空所補充問題の出題ポイントは「選択する語彙(ごい)の文法・語法を問うもの」「文脈把握を問うもの」など様々である。選択肢に統一性がない(動詞、形容詞、副詞、前置詞などがランダムに与えられている)場合は、文法的な接続や頻出表現そのものを問うことにポイントが置かれることが多い。一方、選択肢が同じ品詞、例えば動詞で統一されているような場合は、単語本来の意味や文法・語法などについて、与えられた選択肢を比較しながら空所前後での文脈判断が必要となる。あらかじめ出題の意図をよく考えて過去問学習に取り組み、設問のパターン化をしておくのが得策である。

語彙(ごい)力と読解力を充実させる

設問文および選択肢には難度の高い英単語や熟語などは見あたらないが、第5~第7問の英文読解問題を中心に豊富な語ご彙い力が必要であることはいうまでもない。また、出題形式別に見ても空所補充の割合が高いことを考慮すると、語彙(ごい)力の充実こそが合格点につながる。それでは、語彙(ごい)力をつけるにはどうしたらよいのか? 即効性を求めるのであれば、1冊の英単語集の繰り返し学習である。そして、さらに効果的なのが、過去問などを利用してトピック別に英文内容をあらかじめ分別しておき、精読を実践することである。英文内容とともに重要な単語の意味や語法なども印象深く定着でき、読解力と語ご彙い力の相乗効果も期待できる。しかし、意外な盲点もある。enough「十分な」と日常学習では覚えていても、空所補充問題のHe was kind(  )to show me the way to the museum.「彼は親切にも博物館へ行く道案内をしてくれた」のような出題の場合、与えられた和文にはどこにもenoughを連想できるヒントはない。この場合は、to不定詞の後続をヒントにこなれた和文の解釈を分析して類推する力も試されていることになる。