私立

西南学院大学

入試対策情報

※前年度情報を掲載中

英語

2019年度入試の問題分析

全体的には2018年度を踏襲した出題であった。大問I、IIで本文の語数、設問数にかなりの増加が見られた2017年度の形ではなく、ほぼ2016年度以前の形だといえる。2018年度、初めて出題された大問Iの本文の趣旨を問う問題、大問Vの派生語を問う問題は出題されなかった。その結果、全試験日程で、大問I「長文(空所補充12問)」、大問II「長文総合(内容一致1問〈12の選択肢から正しい4つを選択〉・下線部意味内容8問)」、大問III「文法語法(4択)」4問、大問IV「正誤指摘」3 問、大問V「整序英作文(1語補充)」4問、大問VI「会話文空所補充(書き出し指定)」5問という出題になった。「長文」では一貫して質と量ともに難度の高い英文の読解力が問われており、2011年度以降、長文が2 題出題され続けていることからも、「英語を読める学生」を選抜したいという大学の強い意図が見てとれる。英文のジャンルも、評論やエッセイを中心に幅広く出題されており、最も差がつくところである。「長文(空所補充)」では文法や単語・熟語の知識を問うもの、内容理解を問うものなどが出題されている。「文法語法」「正誤指摘」「整序英作文」は文法語法の理解力を測る良問。熟語の知識を問うものも少なくない。また「会話文」は基本的な会話表現と会話の流れを捉えたうえでの語彙(ごい)力を問う問題が中心であった。なお、大問IV、V、VIは記述式であることにも注意が必要である。

2020年度入試対策・学習アドバイス

語彙(ごい)(単語・熟語)の対策は十分に

「長文」では語彙(ごい)力が読解力に直結することはいうまでもないが、西南学院大学では、下線部の意味を問う設問や「会話文」において、語彙(ごい)力が多く問われる傾向にある。また「文法語法(4択)」でも、熟語を中心に語彙(ごい)力が試されている。語彙(ごい)に関しては、信頼のおける単語集を1冊きちんと仕上げておくことが不可欠だが、それで満足しないこと。過去問や模擬試験や問題集、教科書やテキストで出合う英文中の語彙(ごい)はすべて吸収するつもりで取り組むことが重要だ。

文法語法をマスターせよ

英文法を一通り理解したうえで、語法(動詞・形容詞・副詞・名詞など、各品詞の使い方)の分野までしっかり学習しておこう。「文法語法(4択)」では、応用レベルの出題も見られるが、まずは標準レベルの問題で取りこぼしをゼロにするのが肝心である。「正誤指摘」も、苦手な受験生が多いが、問われているのは標準的な語彙(ごい)力と標準的な文法語法の運用力でしかない。文法と語法を単元別に扱った問題集を利用して、効果的に対策を行っておきたい。

長文読解力をつける

西南学院大学で合否の鍵を握るのは、全日程で2題になった「長文」であることを改めて肝に銘じよう。標準的な英文を使って、文の構造を意識しながら日本語訳をしつつ読んでいくことから始めよう。そして、慣れてきたら日本語訳をせずに読み進めていくのが望ましい。様々なジャンルやテーマの英文を読み、「難関私立大学レベル」の英文にも慣れておく必要がある。また、英文1題につき25~30分程度を目安にこなせるよう、スピードを意識した訓練を日頃から行うことも忘れてはならないところだ。西南学院大学では、バラエティに富んだ出題内容で、あらゆる角度から英語力が試される。バランスの取れた学習が必要なことはいうまでもない。