日本医療科学大学大学からのお知らせ 学びの特徴
※今年度(2025年4月入学)情報を掲載中
保健医療学部
- 診療放射線学科
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PET、画像診断、MRI、超音波検査など、高度医療における最先端の専門知識や確かな技術力を必要としているのが、診療放射線技師です。同学科では、放射線に関する基礎から高度な知識・技術に至るまで、自然な流れの中で修得していけるように配慮した、講義・実習が行われています。
そして、同学科が最も重視しているのは「人間性を重視した技師の育成」です。人間としての品性と思いやり、豊かなコミュニケーション能力を持ち、メンタル面でもサポートできる診療放射線技師の育成を目指しています。
1年次から基礎教育科目によって、医療人として必要な協調性・学修意欲・問題解決能力を養い、障害者や高齢者の心理や福祉も学びます。また、病院内の検査を模擬した学内実習と高学年で行う病院での臨床実習を通して、医療人としての奉仕の心と接遇、コミュニケーション能力を養います。
- リハビリテーション学科
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理学療法学専攻
スポーツの分野にも活躍の場が広がっている理学療法士。現在は、身体機能の回復を図るリハビリ技術はもとより、心のケアとコミュニケーション能力、思いやりを併せ持つ理学療法士が必要とされています。これらの多様化するニーズに応えられるよう、“報恩感謝”の理念に則り、接遇力を兼ね備えた即戦力となる理学療法士の育成に力を入れています。1年次からリハビリテーション医療で重要なチーム医療の演習を行い、2・3年次には、臨床実習を想定した学生同士のロールプレイングを取り入れ、コミュニケーション能力・表現力を養います。
また、学年をまたいだ共同演習により、学生間での『学びと気づき』を引き出します。さらに、各科目を関連づけながら実技トレーニングを行うことで、即戦力になるための技術力に加え、責任感と行動力も養います。
作業療法学専攻
バリアフリー社会の実現に向けて注目を集める作業療法士。少子高齢化が進む現代の医療・福祉の現場では、専門性・創造性を発揮しながら、患者さんとその家族のニーズを理解し、問題解決に導いていく作業療法士が求められています。最新の設備がそろう充実した教育環境のもと、豊かな人間性と論理的な思考力、確かな技術により、人の「心」と「身体」の両面にアプローチできる作業療法士を育成しています。特に、1年次から臨床現場で実習を行い、職業意識を高め、作業療法士としてふさわしい態度を育てるなど、臨床教育に力を入れています。また学内でも豊富な実習機器で実践練習を繰り返し、確かな技術力を養います。
さらに、社会的ニーズの高い地域作業療法の学修では、実際に地域に身をおき、自ら考え計画し、情報の集約と考察を行うアクティブラーニングにより、論理的思考力と問題解決力を高めています。
- 看護学科
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人の生命を守り、病気やけがによる苦痛や辛さに寄り添い、健康回復への支援を行う看護師。同学科では、看護の理論・知識・技術を修得するとともに、人間性や倫理感を高め、地域の医療、保健分野で貢献できる人材の育成を目指しています。特に、看護の学びの基礎として、人文・自然・社会科学など幅広い教養を身につけられることは、大学での看護師育成ならではのメリットです。
チーム医療のキーパーソンである看護師として活躍するために、チーム医療演習により他職種の仕事内容や役割とともに、どのように連携すべきかを学びます。看護師になるためには、大学内の学修だけではなく、長期間にわたる病院・施設での実習によって、幅広い分野の教養と経験を身につけることが必要です。
そのようなハードルを越えていくために、同学科では教員が定期的に個別面接を行い、学修状況の把握に努めています。また、学生生活における悩み・疑問にも迅速に対応し随時面談を行うなど、学生を全面的にサポートしています。
- 臨床工学科
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臨床工学技士は生命維持管理装置をはじめとする医療機器のスペシャリストです。臨床工学技士が生命維持管理装置を操作し保守点検することで、医療の安全性が確保されると同時に、効果的な医療を社会に提供することができます。同学科では、人のいのちに関わる医療機器を扱う専門職として責任を持ち、患者さんと寄り添いながら他の医療スタッフとも連携し、自ら考え行動できる臨床工学技士の育成を目指しています。
1年次に医学と工学の基礎を学ぶと同時に、病院見学で臨床現場を知り、学内外の様々な医療機器に触れることで、将来臨床工学技士として活躍する姿を思い描けるようにします。
2・3年次には、現場経験豊かな教員による実践的な指導により、医療機器の原理や安全管理に必要な実践的スキルを身につけ、「いのちを守るエンジニア」として活躍できるよう育成しています。
- 臨床検査学科
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臨床検査技師は、主に病院内の検査室や検査センターなどで、血液の分析、超音波診断検査、細菌検査、病理細胞検査、遺伝子検査などをしています。今まで診断不能といわれていた疾患も、最新の検査により、診断・治療ができるようになってきており、診断支援をする臨床検査技師への期待が高まっています。
同学科では、医師・看護師をはじめ、様々な医療スタッフとの横断的なコミュニケーション能力や臨床医学・臨床検査医学の知識、AI搭載の最新機器を使いこなす技術力を持った臨床検査技師を育成します。
1年次は人間性を培うとともに生命倫理を基礎にして医療人としての幅広い教養を身につけます。2年次は病院の現場を見据えた学内実習を行い、他職種とのコミュニケーション能力を養います。3年次は臨地実習を行い、社会人として、医療人として更なる人間力を身につけます。4年次は卒業研究を通して課題発見能力や問題解決能力を身につけ、臨床検査技師国家試験合格を目指します。
このページに関するお問い合わせ
大学・部署名 | 日本医療科学大学 入試広報課 |
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Tel | 049-230-5003 |
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