学部固有と学部連携のカリキュラムが幅広い視野を持つ医師を育成します。
1年次:医師としての実践とともに豊かな人間性を養う
入学後すぐに診療の基本を学ぶ実習(臨床実習Ⅰ)が始まり、基礎医学も修得します。教養を深め、医療人としての豊かな人間性を養います。4学部が共に学ぶ「学部連携チーム医療教育」も展開されます。
2年次:基礎医学を学び臨床の場で活かす
基礎医学の総論を学び、基礎・臨床統合教育に移ります。週に1度は病院で看護(臨床実習Ⅱ)や多職種(臨床実習Ⅲ)を体験実習し、次いで各附属病院での臨床実習(臨床実習Ⅳ)が始まります。
3年次:基礎・臨床医学統合授業で病態の理解を深める
2年次後期に続き、基礎・臨床統合教育が行われます。基礎医学と臨床医学を統合させた講義や豊富な症例検討を通じ、学生は相互に教え合い、臨床の現場では患者さんから学びます(臨床実習Ⅳ)。
4年次:臨床医学の理解と技能の修得を進め、診療に参加できる力を蓄える
基礎・臨床統合教育と臨床実習Ⅳが前期まで続きます。医療の現場で患者を治療することができる知識や技能が備わった医学生(スチューデント・ドクター)であることを示すため、共用試験に臨みます。
5年次:スチューデント・ドクターとして、チームの中で診療をする
スチューデント・ドクターとして診療参加型臨床実習(臨床実習Ⅴ)を行います。1診療科を4週間以上にわたりローテーションし、医療チームの一員として診療あたります。
6年次:国内外で臨床経験を積む
学外施設や海外を含む、4週間以上を1単位とした診療参加型の臨床実習を卒業までに合計72週間以上経験し、診療参加型臨床実習後、客観的臨床能力試験に臨みます。