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入試対策情報

現代文

2023年度入試の問題分析

国語は60分間の試験時間で、古文・漢文を除く現代文のみが2題出題された。問題文は評論または随筆からの出題で、文章の内容は、教育論、社会学、哲学、コミュニケーション論などだった。いずれの文章も論旨を丁寧にたどれば読解できるものである。文章の長さは3,000~4,000字程度で、やや長めの文章が出題されている。

設問の形式はすべて選択式(マークシート方式)であり、問題文1題につきマーク数は11~15。例年どおりの分量だった。設問は、漢字、空欄補充、傍線部の内容や理由などを問うもの、内容合致、筆者の主張を問う設問などが主なものである。一部日程では、語句の意味を問う設問が出題されている。これまでには、脱文挿入、段落挿入、タイトルをつける設問などもあった。また、本文の注に絵画の図版が掲載された問題が出題された年度もある。

2024年度入試対策・学習アドバイス

漢字・語句の力をつけよう

漢字や語句の知識は問題文を読む基本になるだけでなく、確実な得点源になる。漢字は毎年出題されており、言葉の意味が問われることもある。標準的な漢字の問題集を使って確実に勉強しておきたい。知らない言葉が出てきたらすぐに辞書を引くなどして言葉の意味も積極的に覚えていこう。

標準的な問題集で練習を積むとともに、長い文章も読み慣れておこう

設問については、全体として、空欄補充問題と傍線部の内容や理由を問う問題が多い。そうした問いに確実に答えるためには、空欄や傍線部の前後の文脈を正しく把握することが重要である。また、内容合致問題や筆者の主張を問う問題に加え、2021年度に出題された段落挿入の問題やタイトルをつける問題、2018年度に出題された段落の並べ替えの問題、2017年度に出題された論の進め方を問う問題などの設問では、本文全体の論理展開の理解が肝要である。傍線部の前後を理解するだけという部分的な読解だけでは全体の内容が把握できない。問題文を読む際には、何が論点になっているのかを考えて筆者の問題意識を読み取り、問題文全体の論理展開を確認しながら、筆者の考えが提示されている部分やその理由が述べられているところに線を引くなど、内容を整理して読んでいきたい。

問題演習としては、標準的な私立大学型の問題集を1冊以上こなしておこう。長い文章の練習にはセンター試験の過去問も有効である。また、2019年度には写真が掲載され、それに関連する設問が出題された。今後もこうした出題がされる可能性はある。大学入学共通テストの練習などを通して、新しい形式にも慣れておこう。

選択式問題の練習を十分に積もう

設問の解答はすべて選択式(マークシート方式)である。選択式問題が得意になるには、設問を丁寧に読み、設問の意味を十分理解したうえで、本文を根拠に自分で解答を考えるようにすることが大切である。自分で考えずに選択肢に頼って何となく答えを出すといった態度では、確信を持って正解を選ぶことができない。記述式の問題に取り組むことも有効なトレーニングになる。また、紛らわしい選択肢があったら、その選択肢を細部まで丁寧に読んでほかの選択肢とよく見比べ、間違いの箇所を確認して解答を出す練習をしておこう。

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