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北里大学

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入試対策情報

生物

2023年度入試の問題分析

医学部は試験時間100分(理科2科目)、解答形式はマークシート方式。「DNA」「生物の分類」「恒常性」をテーマに、知識問題から計算・考察問題まで出題された。問題数が多く、迅速に解答する必要がある。獣医・海洋生命科学部は試験時間60分(理科1科目)、解答形式はマークシート方式。「ヒトの血液」「花器官」「生態系」をテーマに、標準レベルの知識・考察問題が出題された。各テーマに沿って様々な問題が広範囲から出題されており、教科書の内容を全体にわたって習得しておく必要がある。理学部は試験時間90分(生物科学科受験生は、生物・化学の両科目3題ずつ、計6題のなかから任意の3題を選択)、解答形式はマークシート方式。「遺伝子」を中心に、「ショウジョウバエの発生と遺伝」「免疫」「ホルモン」「花芽形成」など多岐にわたる分野から、知識・考察問題が出題された。2023年度入試は例年に比べやや難度が下がり、標準レベルの問題が増加した。しかし、高い考察力を要する問題も一部含まれており、解答する3題を見極める必要がある。看護学部は試験時間60分(理科1科目、出題は生物基礎の範囲のみ)、解答形式はマークシート方式で、「体内環境の維持」「生態系」をテーマに、基本レベルの知識問題が中心に出題された。ただし、計算問題も出題されており、丸暗記の勉強では対応できない。医療衛生学部保健衛生学科は試験時間60分(理科1科目)、また、医療検査学科、医療工学科、およびリハビリテーション学科は120分(数学・物理・化学・生物から2科目選択)、解答形式はマークシート方式で、「植物の発生と成長」「ヒトの循環系」「細胞周期と細胞接着」をテーマに、標準レベルの知識・考察問題が出題された。2023年度入試ではやや難度が上昇しており、各分野しっかりと準備をしておく必要がある。

2024年度入試対策・学習アドバイス

知識の習得

教科書や参考書などを用いて、しっかりと知識を習得しておく必要がある。その際、丸暗記ではなく、理解したうえで記憶することが大切である。教科書の範囲を逸脱するような細かな知識を得ることより、教科書の内容を本質から理解・記憶することを心がけること。

知識を使いこなせるように

教科書などによる知識の習得とともに、問題集を用いて知識の定着を確認する。また、考察問題を解くことで論理的思考力を養成する。北里大学の生物では、基本知識から考察問題、かつ計算問題まで総合的な学力が試されるので、問題集を用いた学習を行う必要がある。

過去問演習を行う

例年、学部ごとに問題の難易度と出題傾向は類似しているので、過去問の演習を行うことで、入試で要求されるレベルや出題傾向を事前に知ることができる。また、解答時の時間配分やマークシート方式の解答形式に慣れておく必要もある。現在の学年や学習状況によっても異なるが、なるべく早い時期から入試問題研究を行うようにしたい。

最後に

基本知識だけでなく、考察問題も出題されており、用語の暗記だけでは合格は厳しいであろう。時間をかけ、正しい方法で丁寧に準備する必要がある。最初は知識の習得に時間がかかり大変であろうが、正しい方法で学習を継続することで生物のおもしろさがわかり、何よりも成績が上昇する。

入試問い合わせ先

  • 【担当部署】
    入学センター
    【電話番号】
    042-778-9760
    【所在地】
    神奈川県相模原市南区北里1丁目15番1号
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