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入試対策情報

※前年度情報を掲載中

生物

2022年度入試の問題分析

医学部は試験時間100分(理科2科目)、解答形式はマークシート方式である。「免疫」「動物の感覚」をテーマに、知識問題から計算・考察問題まで出題された。マーク解答欄が47箇所と多く、考察力を要する実験問題も出題されている。しっかりとした学力を身につけ、迅速に解答する必要がある。獣医学部・海洋生命科学部は試験時間60分(理科1科目)、解答形式はマークシート方式である。「膜タンパク質」「動物の生殖・発生・遺伝」「地球環境の変化と生物界の変遷」をテーマに、標準レベルの知識・考察問題が出題された。広い分野から様々な知識問題が出題されており、教科書の内容を正確に習得しておく必要がある。理学部は試験時間90分(生物科学科受験生は、生物・化学の両科目3題ずつ、計3題のなかから任意の3題を選択)、解答形式はマークシート方式である。「遺伝子」を中心に、「代謝」「発生」「遺伝」「免疫」「ホルモン」「進化」など多岐にわたる分野から、知識・考察問題が出題された。難度の高い問題も出題されており、試験開始時に解答する3題をよく考えて選択・解答する必要がある。看護学部は試験時間60分(理科1科目)、解答形式はマークシート方式であり、「遺伝子」「細胞」「肝臓」をテーマに、基本レベルの知識・考察問題が出題された。平易な問題が多く、ミスは避けたい。医療衛生学部保健衛生学科は試験時間60分(理科最大1科目)、また、医療検査学科、医療工学科、リハビリテーション学科は120分(理科最大2科目)、解答形式はマークシート方式であり、「免疫」「配偶子形成」「生態系における窒素循環」をテーマに、基本・標準レベルの知識問題が中心に出題された。苦手意識を持つ生徒が多い「生態系」からも出題されており、各分野しっかりと準備をしておく必要がある。

2023年度入試対策・学習アドバイス

知識の習得

理学部では難度の高い問題も出題されるが、全学部とも基本・標準レベルの問題が中心である。教科書などを用いて知識を習得しておく必要がある。その際、正しく理解したうえで確実に記憶することが大切である。教科書の範囲を逸脱するような細かな知識を得ることより、教科書の内容を本質から理解・記憶することを心がけること。

知識を使いこなせるように

教科書などによる知識の習得とともに、問題集を用いて知識の定着を確認する。また、考察問題を解くことで論理的思考力を養成する。基本知識から考察問題まで、総合的な学力が試されるので、問題集を用いた学習を行う必要がある。

過去問演習を行う

例年、学部ごとに問題の難易度と出題傾向は類似しているので、過去問の演習を行うことで、入試で要求されるレベルや出題傾向を事前に知ることができる。また、解答時の時間配分やマークシート方式の解答形式に慣れておく必要もある。現在の学年や学習状況によっても異なるが、なるべく早い時期から入試問題研究を行うようにしたい。

最後に

基本知識が問われるだけでなく、考察問題も出題されており、用語の暗記だけでは合格は厳しいであろう。時間をかけ、正しい方法で丁寧に準備する必要がある。最初は大変であろうが勉強を継続すること。正しい方法で学習を継続することにより生物のおもしろさがわかり、成績も上昇する。

入試問い合わせ先

  • 【担当部署】
    入学センター
    【電話番号】
    042-778-9760
    【所在地】
    神奈川県相模原市南区北里1丁目15番1号
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