<入試科目の掲載について>
入試科目情報は、全学部・方式の入試科目が公表された大学より順次掲載しています。

私立

きたさと

北里大学

北里大学大学からのお知らせ 入試対策情報

※昨年度(2024年4月入学)情報を掲載中

数学II・B

2023年度入試の問題分析

薬学部の試験問題は、5つの大問から構成されており、それぞれ、「整式の除法」「三角関数」「空間ベクトル」「積分法」「反復試行の確率」を題材とした問題が出題された。獣医・海洋生命科・未来工学部の試験問題は、2つの大問から構成されており、1つ目の大問では、それぞれ、「2次方程式の解と係数の関係」「不等式の表す領域」「三角形の垂心の位置ベクトル」「三角関数」「Σ計算・漸化式」「重複組合せ」を題材とした6問の小問が出題され、2つ目の大問では、「微分法」を題材とした問題が出題された。ただし、1つ目の大問の小問6問すべてに解答するのは獣医学部獣医学科と未来工学部の受験者のみで、それ以外の受験者は前半の4問のみ解答すればよい。また、2つ目の大問においては、解答の過程の記述も要求される。理学部の試験問題は、3つの大問から構成されており、最初の大問では、それぞれ、「三角関数」「絶対値記号を含む不等式」「対数関数」「循環小数」「順列」を題材とした5問の小問が出題され、残り2つの大問では、それぞれ、「数列」「微分法・積分法」を題材とした問題が出題された。

看護学部の試験問題は、3つの大問から構成されており、最初の大問では、それぞれ、「式の値の計算」「データの分析」「必要条件・十分条件」「反復試行の確率」を題材とした4問の小問が出題され、残り2つの大問では、それぞれ、「2次関数のグラフ」「図形と計量」を題材とした問題が出題された。なお、最初の大問以外の大問においては、解答の過程の記述も要求される。医療衛生学部の試験問題は、6つの大問から構成されており、それぞれ、「指数関数」「図形と計量」「確率」「微分法・積分法」「平面図形」「図形と方程式」を題材とした問題が出題された。なお、試験時間は、薬学部は80分、獣医・海洋生命科・未来工学部の3学部は70分で、それ以外の学部は60分である。ただし、医療衛生学部の保健衛生学科以外の学科は、数学とほかの科目の計2科目をまとめて120分で試験を行っている。なお、医学部は試験範囲が数学III・Bまでのため分析対象外とする。

2024年度入試対策・学習アドバイス

関数の対策をしておこう

2023年度の入試では、微分法・積分法の問題が多く出題された。また、ほかにも、三角関数、指数関数、対数関数、そして、絶対値記号と絡めた関数の問題が多く出題された。日頃から、いろいろな関数の問題に取り組み、関数の分野についてはまんべんなく学習しておこう。

図形問題の対策をしておこう

2023年度の入試では、数学I・Aの「三角比」「平面図形」、数学Bの「ベクトル」など、様々な単元を題材とした図形に関する問題が出題された。特に、「平面図形」「ベクトル」については、思考力や処理力を問われる問題が目立った。「三角比」「ベクトル」の基本公式や頻出テーマを学習したうえで、いろいろな試行錯誤をしながら、図形問題に向き合う習慣をつけておこう。

計算力をつけておこう

どの学部の試験問題も、試験時間に比べて問題の量は多めであり、計算の正確さや速さといった処理力が要求される。特に、薬・獣医・未来工学部はその傾向が強い。

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