大阪歯科大学大学からのお知らせ 入試対策情報
英語(看護学部)
2026年度入試の問題分析
大阪歯科大学の看護学部は2024年度に開設された学部だが、2024~2026年度の3年間で出題形式は変わっていない。2027年度も2024~2026年度の形式に準ずる形で出題される可能性が高いと考えられる。過去問の分析は重要である。大問4題構成。大問Ⅰは英語長文問題、大問Ⅱは会話文の空所補充、大問Ⅲは語整序の文法問題、大問Ⅳは英単語の多義語補充問題。すべて客観式問題である。
大問Ⅰの英語長文問題は3問構成で、それぞれ空所補充、内容一致、和訳選択と多面的に受験生の読解力を問うている。どの設問も、文法や単語の知識だけで単純に答えが求められる形式ではなく、英文の内容がしっかり理解できているかどうかを問うている。
大問Ⅱは5問構成。AとBの2人の会話を成立させるために空欄に入る最も適切な英文を選ばせる問題。
大問Ⅲは空所補充の語整序の文法問題で5問構成。標準的レベルの文法問題集をしっかり習得していれば完答できるだろう。
大問Ⅳは2つの英文の空所に入る「まったく同じつづりの英単語」を入れる設問が5問。いわゆる多義語の知識を問う問題である。
2027年度入試対策・学習アドバイス
標準レベルの英文を読み、メッセージを読み取る練習を繰り返す
大問Ⅰは空所補充、内容一致、和訳選択という形で受験生の読解力を問うている。空所補充問題は英文の文意をきちんとつかんだうえで、前後がつながるような単語の補充が求められている。内容一致、和訳選択の問題も、英文全体の理解が前提となっている。英文においてパラグラフ(段落)はひとつのメッセージを伝える重要な単位である。このパラグラフで筆者は何を言おうとしているのか、そしてパラグラフとパラグラフがどのようにつながっているのかを常日頃から意識して、英文を読む努力を続けてほしい。
「英語の感覚」を学ぶ
大問Ⅱの会話文完成は、英会話で求められるような気の利いた言い回しの知識が求められているわけではない。2人の言葉のやり取りが自然につながる文を補充しなければならない。そのとき、that, it, thisなどの代名詞の内容が把握できているか、代動詞doや省略表現が何を言い換えているのかなどの知識が必要である。つまり基礎的な英文法の感覚が身についているかが問われている。知識を増やそうとするよりも、基礎的な知識を応用できる力を養う必要がある。
英文法の問題を1冊仕上げる
大問Ⅲの語整序の文法問題は標準的なレベルの良問。市販の文法問題集を繰り返し演習することで、1冊しっかり仕上げておきたい。完答は十分に可能である。
単語は多義語や同音異語の知識を身につける
大問Ⅳの2つの英文の空所に同じつづりの英単語を入れる設問は、多義語についての知識が求められている。2027年度以降も同じ形式で出題される可能性が高いので、市販の単語集の多義語のパートはしっかり覚えておきたい。また、多義語だけではなく、同じ音でつづりと意味の違う単語、つづりが似ていて間違いやすく意味の違う単語などが出題されることも考えられる。
地道な努力が必ず報われる
奇をてらった奇問や悪問は出題されない。入試問題のレベルとしては標準的なレベルである。学校での英語の授業を「予習復習をしっかり行い、授業は真剣に聞く」という習慣が身についている受験生の努力は報われるだろう。


