<入試科目の掲載について>
入試科目情報は、全学部・方式の入試科目が公表された大学より順次掲載しています。

私立

おおさかけいざいほうか

大阪経済法科大学

大阪経済法科大学大学からのお知らせ 入試対策情報

※昨年度(2024年4月入学)情報を掲載中

英語

2023年度入試の問題分析

すべてマークシート方式による解答方式。解答時間は60分。全部で4題の大問から構成されており、出題形式に関しては2017年度以降大きな変更は見られない。

大問別の特徴を述べると、【I】は500~750語程度の長文総合問題で、下線部の意味を問う問題や内容一致問題が出題されている。【II】は会話問題で、短めの会話文を完成させる空所補充問題が出題されている。【III】は基本的な文法・語法・語彙(ごい)問題となっている。文法単元は準動詞、仮定法、前置詞、関係詞などから偏りなく出題されている。【IV】はグラフ・表から情報を読み取る問題が出題されている。すべての大問で基本~標準レベルの問題が出題されており、英語の試験としてはとてもバランスのとれた良問となっている。解答時間が60分に対し、38問も出題されているので、基本的な問題を素早く解く力が求められる。

2024年度入試対策・学習アドバイス

【I】長文総合問題の対策

2023年度に出題された下線部の意味を問う問題では、few remaining refugesやbring the pelicans back from the brink of extinctionといった受験生には少し難しく思えるような表現も出題されていたが、前後の文脈から意味を類推することができるので諦めずに対処したい。内容一致問題は設問の人名・地名・固有名詞などのキーワードをヒントにして、答えが書かれた該当箇所を絞ることができる。過去問の復習の際には、選択肢の英文も正しく理解できているかチェックするよう心がけたい。また、一度読んだ文章を意味がスラスラとれるまで何度も何度も音読することで、読むスピードを速くすることができる。

【II】会話問題の対策

基本的な会話表現を押さえて前後関係を把握すれば解答できる問題が多く出題されている。ただし、過去には代名詞の単複(it or they)がポイントの問題も出題されているので代名詞が指す内容には注意しておきたい。2023年度では、Do[Would] you mind if…?の答え方がポイントとなる問題が出題された。

【III】文法・語法・語彙(ごい)問題の対策

2023年度の問題にbook(…を予約する)や、order(順番)といった以外な意味を持つ動詞・名詞が出題されていたので、その対策はしっかりしておきたい。文法・語法も基本的なレベルの問題がまんべんなく出題されており、様々な分野をバランス良く学習することが求められる。参考書などで対策する場合には、正しい答えを選ぶことができることに加えて、その答えの根拠を説明できることもゴールに設定してほしい。

【IV】グラフ問題の対策

まずは2017年以降の過去問を利用して対策しよう。比較を用いた増減の表現がポイントとなるので、取り組む前に比較の分野を学習しておこう。また、one in three「3人に1人の[3分の1の]」といった数値表現にも慣れておく必要がある。グラフ・表の数字を計算した結果が答えとなる問題も出題されているので注意したい。グラフ問題が苦手ならば、センター試験のグラフ問題だけを集中的に取り組むのも効果的な対策となるので積極的に活用することを勧める。

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