私立

おおさかけいざいほうか

大阪経済法科大学

大阪経済法科大学大学からのお知らせ 入試対策情報

英語

2025年度入試の問題分析

大問4題の構成で、試験時間は60分。解答はすべてマークシート方式である。大問別の特徴を述べると、【Ⅰ】は500語程度の長文読解問題で、下線部の意味を問う問題、英問英答問題、内容一致問題が出題されている。【Ⅱ】は会話文の空所補充問題で、短い会話文が11問出題されている。【Ⅲ】は文法・語法・熟語問題で、4つの選択肢から適切なものをひとつ選ぶ形式の問題が12問出題されている。【Ⅳ】はグラフ・表から情報を読み取る問題である。すべての設問が基礎〜標準レベルであり、英語の試験として非常にバランスの取れた良問である。60分の試験時間のうち、【Ⅰ】の長文読解を25分、残りの3題の大問を30分で解いて、5分の見直しの時間を確保するのが望ましい。設問が38問もあるので、過去問を解いて出題形式に慣れて、解答スピードを高めよう。

2026年度入試対策・学習アドバイス

【I】長文読解問題の対策

標準的な語彙(ごい)で書かれた、論旨明快な文章が出題されている。英文を読む訓練にも適した文章なので、解答し終わった後で、意味がスラスラとれるまで何度も読み込もう。速読力と情報処理能力を高めることができる。下線部の意味を問う問題では、heat-resilient schoolsといった受験生にはなじみの薄い表現も出題されているが、前後の文脈から意味を推測することができるので、諦めずに対処しよう。英問英答問題では、設問の答えが書かれている本文中の箇所を確認しながら解答しよう。内容一致問題では、まずは2行にわたる選択肢を正確に読むことが肝心である。そのうえで、本文中の該当箇所を確認しながら一致か不一致かの判断を行うこと。記憶だけを頼りに解答すると、思わぬ失点をする場合があるので気をつけよう。

【II】会話問題の対策

A→B→Aの一往復半の会話文に、空所がひとつ設けられている。解答する際は、空所の前だけでなく、後ろの情報も考慮すること。また、正解選択肢を選ぶだけではなく、不正解選択肢を消去しながら解く練習をするとよい。11問もあるので、選択肢を素早く処理しながら解き進めよう。

【III】文法・語法・熟語問題の対策

いわゆる「四択問題」のみが出題されている。出題される文法単元には偏りがないので、高校指定の文法教材や市販の問題集をまんべんなく学習しよう。その際に、難問や発展問題に時間を割くのではなく、基礎〜標準レベルの問題を繰り返し解いて身につけるのがよい。また、単に解答を覚えるのではなく、正解と不正解の根拠を明らかにしながら解いて、ゆるぎない実力を養おう。一方で、本大問では単語や熟語の知識を問う問題も出題されるので、単語帳に加えて、熟語集にも日々取り組むのが望ましい。

【IV】グラフ問題の対策

大阪経済法科大学ならではの問題であり、グラフや表の数字を用いた計算問題が出題されるなど、他の大問とは異なる解答作業が求められている。対策としては、過去問を繰り返し解いて、グラフや表の読み取りと解答作業に慣れておくのが有効である。増減の表現、respectively「それぞれ」、quarter「四半期(一年を4つの期間に分けた区分)」などのグラフ問題特有の表現も、過去問を解きながら覚えていくとよい。

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