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大阪経済法科大学

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入試対策情報

現代文

2023年度入試の問題分析

出題形式

国語総合・現代文Bでは大問が3題出題された。大問1・2はともに、長文を読んで後の問いに答える長文読解問題である。大問3には長文がなく、漢字や熟語、ことわざ・慣用句に関する知識問題のみが出題されている。大問1・2の文章の長さはそれぞれ2,500~3,000字程度で、大問1が評論文、大問2も随筆調の文章ではあるが評論文からの出題であった。すべての問題がマークシート方式で出題されており、選択肢の数は大半が5つであるが、6つの選択肢から重複せず5つの答えを選ぶ問題、また7つの選択肢から重複せず5つの答えを選ぶ問題などが出題されたこともある。記述問題は出題されていない。設問への解答数は例年、大問1が15程度、大問2が10程度、大問3の現代文が15程度であり、合計40程度である。設問への全解答数40は一般的な問題数と言えるが、長文2題合計の本文字数が5,500字程度あり、かなりの分量の文章が出題されていることを考えると、ある程度まとまった量の論理的な文章を速く正確に読む読解力が求められている試験だと言える。本番までに、本文を速読しながら設問で問われているポイントを素早くつかみ取り、理解できた設問から手早く解答していく練習を積み重ねておきたい。

出題内容

設問としては、接続語の空所補充問題、語句や節の空所補充問題、傍線部の内容説明問題、傍線部の理由説明問題、内容合致問題、漢字の書き取り問題、語句の意味問題、対義語を答える問題、ことわざ・慣用句の空所補充問題が出題された。設問はシンプルであり、奇をてらったものは一切なく、基本的な読解力や知識力を問う良問ばかりである。また、難易度も標準的である。ただし、傍線部の「本文全体を踏まえた」説明が求められる問題も過去には出題されており、また「不適当なもの」「内容に合致しないもの」を選ぶ設問なども出題されているので、設問文の条件を読み間違えるケアレスミスを犯さないよう、設問文を読む際には細心の注意を払っておいた方がよいだろう。

2024年度入試対策・学習アドバイス

読解問題対策――硬質な評論文を読み慣れておこう

2023年度入試の大問2題で使用された出題文について、出典の作者名とタイトルを順に並べると、大問1は本田由紀「『悲惨』について」、大問2は高橋源一郎『大人にはわからない日本文学史』である。出題されているのは評論文であるため、まずは受験生が抵抗感を持ちやすい硬質な評論文も含めて、論理的な文章に慣れ親しんでおきたい。ある程度、評論文に慣れてきたら、ジャンルや時代を問わずいろいろなタイプの文章に触れておくのがよいだろう。大問2題合計の本文はかなりの分量があるため、長い文章に対して十分に慣れ親しんでおくことが重要な対策のひとつとなる。長くても評論文が好きだと言えるようになるくらいまで、十分な対策を行っておきたい。

知識問題対策――揺るがない得点源に

大問3はすべて知識問題になっている。設問としては漢字の書き取り問題5問、類義語や対義語を答える問題5問、ことわざ・慣用句や四字熟語の空所補充問題5問の三種類が出題されている。マークする解答数は15問であり設問の数は多い。標準的な漢字を集めた問題集を勉強しながら、同時に知らない言葉の意味も調べて覚えれば、着実に正解できるようになるだろう。

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