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至学館大学大学からのお知らせ 入試対策情報

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2024年度入試の問題分析

2024年度一般入試(前期)について、出題形式・大問数・小問数ともに2023年度から変更はない。第I問は長文読解問題で、小問5問から構成されており、すべて本文の内容を問うものか、本文の内容に基づいて答えるものである。第II問も長文読解問題で、小問5問から構成されており、すべて内容合致問題である。第III問は語句整序問題(日本語なし)である。合計10問出題され、5つの選択肢を並び替える部分整序問題である。第IV問は文法・語法・語彙(ごい)に関する問題で、合計10問である。全体的に基本的な知識と読解力を問う問題が出題されており、日頃の努力が結果に反映される内容である。

2025年度入試対策・学習アドバイス

長文は選択肢分析を優先!

第I問、第II問の長文読解問題はともに基本的な単語が用いられており、標準的な難易度のものである。不明な語句が出てきても、対比や言い換えなどの関係を意識して、前後の文脈からその意味をなるべく類推すること。さらに段落ごとに大意をつかんだうえで、文章全体として何が言いたいのかを把握するようにしよう。本文を読み進める前に、問題文および選択肢を先に読み、何を問われているのか、またどのようなテーマの文章なのかを大まかに把握しておくと、本文を読み進めやすくなる。固有名詞やキーワードなどにも注意して、設問の該当箇所が出てくるたびに解答していくようにしよう。市販の単語集や熟語集をいつも手元に置いて、日頃から少しでも多く覚えることを心がけ、教科書、標準的な長文問題集、過去問などを利用して、数多くの長文を読む訓練を積んでいくようにしよう。

整序英作文は文構造を意識!

第III問については日本語がないこともあり、難しく感じるかもしれないが、完成した文はいずれも基本的な構文、語法、熟語的表現を用いたものが中心である。日頃から基本構文を少しでも多く覚えるようにしよう。そして、整序英作文を解くときは、頭のなかで英文を組み立てるのではなく、できるだけ単語を書き出すようにすればミスを防ぎやすくなる。市販の整序問題集以外にも過去に出題されたセンター試験の整序問題も非常に役に立つ。それらを用いて積極的に演習を積んでいってほしい。

文法・語法問題は基本を確実に

第IV問の文法・語法・語彙(ごい)問題については、基本的な問題が出題されているが、文法の正しい理解とともに、ある程度の演習を積んでいないと得点は望めない。市販の客観式問題集を繰り返し解き、文法の理解と知識の定着を図りたい。語法については問題集のなかで表などを用いて項目別に整理されているものもあるので、それらを活用し、ひとつでも多く覚えるようにしよう。

単語・熟語は早めに覚えよう

語彙(ごい)問題については基本的な単語・熟語が多く出題されている。単語集と熟語集を1冊ずつ準備し、単語集と並行して熟語もひとつでも多く覚えるようにしたい。熟語は、文法・語法問題のみならず、読解や整序問題でも役立つことが多いので、なるべく早い時期から覚えていくようにしよう。頻出の表現が出題されるので、暗記量、理解度に比例して正解率も上がるはずである。日頃から単語・熟語を覚え、長文問題集、文法問題集を繰り返し解くという地道な学習が合格への最短ルートである。

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