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なごやがくいん

名古屋学院大学

名古屋学院大学大学からのお知らせ 入試対策情報

英語

2025年度入試の問題分析

一般入試(前期)は、文法・語法問題と長文総合問題の2題で構成され、試験時間は60分。2024年度から変更はない。解答はすべてマーク式となっている。大問Ⅰは、文法・語法、ボキャブラリーを問う問題で、日本語訳なしの空所補充問題10問、日本語訳ありの空所補充問題10問、さらに日本語訳ありの語句整序問題が10問出題される。どの形式の設問も基本的なレベルで、文法・語法、ボキャブラリーなどの知識を問うものとなっている。大問Ⅱの長文読解問題では、標準的なレベルの評論やエッセイが出題され、比較的読みやすい内容になっている。内容把握問題6問、空所に語句を補充する設問6問、英文中の語句の意味をたずねる設問7問が出題されている。英文の展開を捉えることと、基本的な文法・語法やボキャブラリーの知識があれば十分に解答が可能である。

2026年度入試対策・学習アドバイス

ボキャブラリー、文法・語法の基本を一通り押さえる!

普段使っている単語集や熟語集、文法・語法の問題集を1冊押さえることが長文読解問題や文法・語法問題を解く土台となる。普段英文を読んだり問題を解いたりする際に、本文中に出てくる語句、英文で使われる文法・語法を押さえていく学習を繰り返すことで知識の幅を広げていくことができる。その際に文法のルールや語句の使い分けを確認しながら学習を進めていくのがより効果的である。語句整序問題が苦手で、解くのに時間がかかる受験生でも、文法・語法などの基本的な知識があれば比較的迷わずに短時間で解答を出すことが可能である。普段の学習で英語の基本を押さえて、演習を繰り返していこう。

基本的なボキャブラリーを身につけ速読のトレーニングをしよう!

長文読解問題は、基本的なボキャブラリーを用いた英文が採用されていて、比較的内容は理解しやすい。普段から単語や熟語、文法・語法の学習をすることで十分に対応することができる。内容把握問題では、英文中の解答の根拠となる部分は比較的見つけやすく、正解の選択肢は根拠の部分とは別の語句を用いたり、文構造を変えてあるものになっていることが多い。空所補充・同意語選択問題も基本的なレベルの問題である。しかし出題される英文の長さ、設問の数と種類の多さから60分以内ですべての問題を解答するのが難しい受験生もいるかもしれない。ある程度分量のある標準的なレベルの英文が入っている問題集を選んで学習をしよう。その際に、ストーリー展開を捉えながら設問を解いていき、解答を出すスピードを徐々に速くしていくことを繰り返すことが長文読解問題の対策となる。また同じ英文を読み返すときには、文中に出てくる語句を覚え、使われる文法、文構造を意識しながら精読をすることも効果的である。

過去問で時間配分の検討をしよう!

どの設問も基本的・標準的なレベルであるが、60分の試験時間ですべての設問を確実に解いていくためには適切な時間配分が必要だ。過去問を実際に解いてみて、文法・語法問題にあまり時間をかけすぎず、長文問題に時間を割り当てるような戦略を立てるのがポイントである。

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