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入試対策情報

日本史

2023年度入試の問題分析

各学部ともほぼ同様の形式・傾向で、マーク式のA問題と記述式のB問題で構成されている。解答数はマーク式が28問で、記述式が歴史名辞の記述10問とさらに20字と50字の論述問題が各学部とも1問ずつ出題された(論述はあわせて2問出題された)。なお、全学統一入試は全問(42問)マーク式である。原始・古代から近現代までの全範囲、各分野から幅広く出題され、時事的な出題も見られる。受験生の知識を総合的に問う問題やテーマ史問題を中心に、基本的な事項からやや細かな事項まで、多様な設問形式を用いて問われ、各問題の難易度も易しいものからやや難しいものまで幅広く出題されている。全体としての難易度は、2022年度とほぼ同様であった。以前と比べると、正誤問題の割合が減少する一方で空欄補充問題が増加し、また、文の正誤を判定する問題の各選択肢が1行程度まで短くなるなど、受験生にとっては取り組みやすくなってきているといえる。ただし、2022年度から新たに20字の論述問題が出題されているので、従来からの50字の論述問題とあわせて論述が2問となっている分、解答に時間を要するといえる。解答時間は60分なので、時間不足にはならないと思われるが、20字・50字論述の解答作成にはやや時間を要するだろう。

2024年度入試対策・学習アドバイス

不得意な時代や分野のないように

Aの選択問題もBの記述問題も、ともに教科書や用語集などの記述をベースにした出題が中心となっている。したがって、教科書を中心に用語集などを併用しつつ、原始・古代から近現代までの全時代の各分野にわたって、不得意な時代や分野のないように、丁寧に学習しておくことが大切である。歴史名辞は正確な漢字で記せるようにしておきたい。例年、戦後からの出題も見られるので、戦後史についてもしっかりと学習しておいてほしい。入試本番では、難度の高い問題、判断に迷う問題がいくつも出題されるが、まず、基本的・標準的な問題で確実に得点できるように学習しておくことが大切である。また、基本史料や未見史料を用いた問題も見られるので、教科書に出てくる基本史料にあたるとともに、未見史料問題は基本知識や設問中の情報を手がかりにして解答を導き出すなど、その解法テクニックもマスターしておきたい。

正誤問題は消去法を用いて解く

不確実な知識では、正誤問題には対応できない。一歩一歩、正確な知識を着実に増やすことに努めることが得点のアップにつながる。また、この形式は消去法を用いて解答候補の選択肢を絞っていくことが、正解率を高めることになる。過去問などで、消去法の練習をしておくとよいだろう。

論述問題について

全学統一入試を除き、各学部で20字・50字程度の論述問題がそれぞれ1問ずつ出題された。論述問題は、設問の要求をつかみ、要求に答える解答を作成することが求められている。その対策として、実際に書いて練習をすることが大切である。まず、過去問を素材にして実際に書く練習をしておこう。その際、解答内容について、メモ書きをつくることから始めるとよいだろう。

過去問にチャレンジしておくこと

各学部とも、例年ほぼ同様の問題形式・傾向、難易度である。設問の形式は、4つの短文から解答をひとつ選ぶ正誤問題を中心に、様々な形式を用いて出題される。問題の難易度を実感し、多様な設問形式に慣れておくためにも、ぜひ過去の入試問題を入手して、時間を計って解答してみることをおすすめする。

入試問い合わせ先

  • 【担当部署】
    入試課
    【電話番号】
    052-832-3013
    【所在地】
    名古屋市昭和区山里町18
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