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神戸松蔭女子学院大学

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入試対策情報

現代文

2023年度入試の問題分析

出題形式

国語では、2022年度より大問3題から2題に変更され、2023年度入試も同様の出題が続いた。第1問が必答の問題で、第2問は現代文か古文を選択させる出題形式である。第1問は2,000字程度の評論文、第2問の現代文は2,000字程度の小説、古文は650字程度の文章が出題された。大問1の現代文で1問だけ記述式の抜き出し問題が出題されているが、残りすべての問題はマークセンス方式である。選択肢の数は4~5つが基本だが、選択肢が6つある問題も過去には数問出題されている。設問への解答数は、第1問がマーク17と記述1、第2問の現代文はマーク15、古文はマーク18で、合計マーク数は32あるいは35であった。現代文を2題解いた場合の本文字数4,000字程度、設問への全解答数が32という分量を考え合わせれば、正確に速く読む読解力と知識力が求められているといえる。本番までに、本文を速読しながら設問で問われているポイントを素早くつかみ取り、理解できた設問から手早く解答していく練習を積み重ねておきたい。

出題内容

設問としては、漢字の書き取り問題、ことわざ・慣用句や熟語などの語句の意味を問う問題、語句の空所補充問題、傍線部の内容説明問題、傍線部の理由説明問題、内容合致問題が中心となる。ほかには、本文の内容を踏まえて生徒A~Dが意見を述べる形式の問題、段落相互の構成を問う問題なども過去には出題された。設問形式は多様でも、設問の難易度は標準的であり、基本的な語彙(ごい)力や読解力を問う良問ばかりだ。

2024年度入試対策・学習アドバイス

読解問題対策―様々な文章を読み慣れておこう

2023年度の現代文で使用された出題文について、出典の作者名とタイトルを順に並べると、第1問は原田平作・神林恒道編『芸術の楽しみ―やさしい芸術学』、第2問は立原正秋「ネクタイ」である。これらの出典からわかることは、評論文(論理的な文章)と小説(文学的な文章)のどちらからも出題されることである。ジャンルや時代を問わずいろいろな文章に触れておきたい。大問2題合計の本文はそれなりの分量があるため、長い文章に対して十分に慣れ親しむことも重要な対策となる。

知識問題対策―早いうちから対策をしておこう

設問の多くが知識問題になっている。語句の意味を問う問題が中心ではあるが、漢字の書き取り問題、ことわざ・慣用句や熟語の意味に関する問題も出題されている。知識問題は、今日のこの瞬間から試験直前までの対策が正答率を左右するといえる。対策としてまずは、標準的な漢字の問題がまとめられている問題集1冊を反復して勉強するのがよいだろう。その際、漢字問題以外の対策も兼ねられるように、意味も同時に覚えていく勉強を必ずしてほしい。単に知識問題の正答率を引き上げるだけでなく、読解問題における正答率も上昇させることにつながるからである。また、日頃から文章を読んで知らない言葉や意味がよくわからない言葉に出合ったら、億劫がらずに辞書を引いて意味を調べ、辞書的な意味を覚える習慣もつけておきたい。知識は一朝一夕には身につかない反面、日頃の勉強を積み重ねれば確実に力がつく面もある。しっかりと勉強を継続して、着実に知識を身につけてもらいたい。

入試問い合わせ先

  • 【担当部署】
    入試・広報課
    【電話番号】
    078-882-6123
    【所在地】
    神戸市灘区篠原伯母野山町1-2-1

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