<入試科目の掲載について>
入試科目情報は、全学部・方式の入試科目が公表された大学より順次掲載しています。

私立

かんだがいご

神田外語大学

神田外語大学大学からのお知らせ 入試対策情報

※昨年度(2024年4月入学)情報を掲載中

英語

2023年度入試の問題分析

ここでは一般前期A日程の問題を分析する。前半60分が読解および文法・語法問題(34問)で、後半30分がリスニング問題(30問)という2部構成である。全問マークシート方式で、和訳や英作文のような問題はないが、問題文や選択肢がすべて英語で書かれているので、速読の技術が不可欠だ。前半のREADING COMPREHENSION(読解)では、内容に関する問題と本文中の単語を言い換える問題が出題され、読解力と単語力の両方が求められている。GRAMMAR AND USAGE(文法・語法)では、様々な文法知識や語形変化が問われている。後半のリスニングはPART1がCONVERSATIONS(会話)で、PART2がMONOLOGUES(一人での読み上げ)という構成である。正解につながる音声情報を素早く取捨選択して聞き取る必要があるため、日常的に音声教材を活用して英語の音声のリズムやスピードに早く慣れておこう。

2024年度入試対策・学習アドバイス

イメージを重視した語彙(ごい)力対策

読解・リスニングを問わず、合格への最も重要な鍵となるのは豊富な語彙(ごい)力だ。知らない単語はリスニングで聞き取れるはずがないので、地道にコツコツ対策しよう。本文中の単語を別の表現に言い換える問題に対応するには、単語集に記載されている訳語を丸暗記するのではなく「この単語はこういう意味合いだ」といったイメージで捉えておき、日本語を介さずに英語のまま理解するようにすること。このような経験を重ねておくと、読解速度が飛躍的に上がっていくはずだ。

根拠を踏まえた文法対策

文法4択問題だけでなく、一連の英文中の空所補充問題もあるため、高校で履修する文法知識を自由自在に使いこなせるレベルまで極めておく必要がある。そのためには、問題集で対策する際に解答を「覚える」のではなく、「なぜその形になるのか」「なぜほかの選択肢は駄目なのか」という根拠を自分で説明できるレベルにしておくこと。また、品詞がヒントになる設問もあるので、「ここには動詞が入るはずだ」のように常に品詞を意識しよう。

能動的な読解対策

合否に大きく影響するのはやはり読解力である。主題を選ぶ問題や本文内容に関する問題に対応するには、「文単位」ではなく「段落単位」の読解に慣れておくことが不可欠だ。漠然と受動的に読み流すのではなく、段落をひとつ読み終えるたびに「この段落の要旨は何だろう?」と自問自答しながら能動的に読み進める習慣をつけておこう。こういう訓練を日常的に行っておくと、徐々に文章全体の要旨が正確に理解できるようになっていく。

集中したリスニング対策

神田外語大学のホームページからリスニング問題の英語音声がダウンロードできるので、まずは現時点でどれくらい正確に聞き取れるか試してみよう。一度しか読み上げられないので最初は難しく感じるかもしれないが、スクリプトを熟読して内容を理解したうえで繰り返し聞いて英語の音の同化や消失に慣れていけば、最終的にはスクリプトを見ずに耳だけで内容が聞き取れるようになる。印刷されている設問を先に読み、どの情報を聞き取るべきかをあらかじめ頭に置いて、その情報を聞き取ることに集中するのが鉄則だ。類似のタイプの共通テスト用のリスニング教材を活用するのもよいだろう。

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