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神田外語大学

神田外語大学大学からのお知らせ 入試対策情報

英語

2025年度入試の問題分析

ここでは2月3日実施の一般入試問題を分析する。前半の60分が読解問題と文法・語法問題(34問)で、後半の約30分がリスニング問題(30問)という2部構成が例年定着している。全問マークシート方式で、和訳や英作文のような記述問題はないが、問題文も選択肢もすべて英語で記載されており、膨大な量の英文を読むことになるので速読スキルが不可欠である。前半のREADING COMPREHENSION(読解)では、内容に関する問題と本文中の単語を言い換える問題が出題され、読解力と単語力の両方が求められている。GRAMMAR AND USAGE(文法・語法)では、様々な文法知識や語形変化などが問われている。後半のリスニングはPart1がCONVERSATIONS(会話)で、Part2がMONOLOGUES(ひとりでの読み上げ)という構成である。正解につながる音声情報を素早く取捨選択して聞き取る必要があるため、日常的に音声教材を利用して英語特有のリズムやスピードに慣れておこう。

2026年度入試対策・学習アドバイス

イメージを重視した語彙(ごい)力対策を

読解でもリスニングでも、豊富な語彙(ごい)力こそが最も重要な基盤となるので、日常生活の隙間時間を活用して地道にコツコツ対策しよう。本文中の単語を別の表現に言い換える問題に対応するには、単語集に書かれている訳語を丸暗記するのではなく「この単語はこういう意味合いだ」といったイメージで捉えておき、日本語を介さずに英語のまま理解するようにしよう。こういう経験を重ねておくと、言い換える問題に対応できるだけでなく読解速度も飛躍的に上がっていく。

理由づけを伴った文法対策を

文法4択問題だけでなく、文法・語法が鍵となる一連の英文中の空所補充問題もあるので、高校で履修する文法知識を自由に使いこなせるようにしておく必要がある。そのためには、問題集で対策する際に解答を単に覚えるのではなく「なぜその形になるのか」「なぜほかの選択肢は駄目なのか」という理由づけを行うこと。解答の根拠を自分の言葉で友人に説明するつもりで取り組むとよいだろう。

能動的な姿勢での読解対策を

合否に大きく影響するのは読解力である。主題を選ぶ問題や本文内容に関する問題に対応するには、文単位ではなく段落単位での読解に慣れておくことが肝要。そこで重要なのは、本文を漫然と受動的に読み流すのではなく、段落をひとつ読み終えるたびに「この段落の要点は何だろう?」と自問自答しながら能動的に読み進める意識である。こういう姿勢で読解練習を日常的に重ねていけば、徐々に文章全体の要旨が正確に把握できるようになるはずだ。

順を追ったリスニング対策を

神田外語大学のホームページからリスニング問題の音声が聞けるので、挑戦してみよう。最初は難しく感じても、「スクリプトを熟読して内容を理解したうえで、何度も繰り返し聞く」→「英語の音のつながりやリズムに慣れる」→「スクリプトを見ずに、耳だけで内容を聞き取る」のように順を追って対策すれば、必ず本番までに通用するようになる。英語の音声を毎日BGM代わりに流すなどして、生活の一部にしてしまおう。また、設問や選択肢の英文を先に読み、どういう情報を聞き取るべきかを念頭に置き、その情報を聞き取ることに集中するのがよいだろう。

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