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日本福祉大学

日本福祉大学大学からのお知らせ 入試対策情報

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2024年度入試の問題分析

2024年度一般入学試験【前期日程】(2月5日実施)は、全問マーク式で、大問I、IIが長文読解問題、IIIが5択の文法・語法問題、IVが語義選択問題、Vが整序英作文という出題であった。大問I、IIは何年にもわたり同様の形式で、それぞれの長文に10問の設問がついており、空所補充、表現の意味を問う問題、内容一致問題(選択肢は日本語)などが問われる。長文問題の設問では、例年、前置詞や接続詞に関わる問題も多く出題されている。さらに、本文中の語彙(ごい)の意味を問う問題も出題され、2024年度はsphereやrepercussionなどの語義を選択肢の中から選ぶ、という設問が出題された。また、大問III(文法・語法問題)やV(整序問題)では、基本的な文法・語法の知識が問われている。2024年度の問題では、時制、仮定法、準動詞など幅広い文法単元に関するものが問われた印象である。旧センター試験の第2問などを使いながら、すばやく解答を判別する練習を行っていこう。また、ここでも長文と同様に、熟語に関する設問も出題されるので、一般的な文法・語法問題集に載っているレベルの熟語については瞬時に意味が出てくるようにしておきたい。

2025年度入試対策・学習アドバイス

基本語彙(ごい)を確実に身につけよう

日本福祉大学の入試問題では、様々な問題形式をとりながらも、その根幹では単語・熟語・文法などの基本知識を問うものが多い。見かけの出題形式にとらわれすぎずに、基本的な英語の知識を確実に身につけていくことを心がけよう。文法については、市販の問題集などを用いて、1冊でよいのでそれを何周も復習し、正解・不正解の根拠を人に説明できるくらいまで丁寧に復習をしていこう。単語については、繰り返し単語帳などを見直し、まずは「1単語につきひとつ日本語の意味が言える」という状態をめざして学習を進めていこう。

特に、大問IVではある語彙(ごい)の定義が英語で書かれていて、その意味に合う単語を選ぶという問題が5問出題されている。このような問題を確実に正答できるように、日頃から語彙(ごい)の学習をきちんと行っていってもらいたい。

英文を「速く&正確に」読む練習をしよう

60分間で大問を5題処理する必要があり、かつ長文が2つあるので、時間配分としてはやや厳しめである。長文を読むのに時間をかけてしまい、その結果、大問III以降の文法問題に時間を十分にかけられず、得点できたはずの問題で落としてしまう、ということにならないようにしたい。解く順番や時間配分の練習に加えて、共通テストのリーディング対策用の問題集や過去問などを使って、まずは長文を正確かつスピーディーに読む練習をしていこう。英文の構造を瞬時に見抜き、なるべく返り読みをせずに前から意味を取っていく練習をしよう。その際、英文の音読を取り入れて学習を進めると、速読力を身につける上では効果的である。また、日本福祉大学の長文問題では、大問ごとに必ず1問出題される内容一致問題の選択肢が原則日本語なので、あらかじめその選択肢を先読みし、文章の大まかな内容を把握した上で英文を読み始める、という手順で解き進めるのもよいだろう。

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