日本工業大学大学からのお知らせ 大学情報CloseUp
※2024年8月時点での情報を掲載中
日本工業大学 基幹工学部
日本工大×グリーンテクノロジー
人々が安心・安全で快適に暮らせる生活や社会づくりに貢献するため、先進的な研究を行っている日本工業大学。その一環として、最先端のテクノロジーを活用し、環境問題の解決につながる新たな技術の開発にも積極的に取り組んでいます。
風をつかまえる
機械工学科 丹澤祥晃 教授
少しの風でもスムーズに回転を始める風車と、いったん回り出すと強い力を出す風車を組み合わせ、風速により最も効率が良い回転数に制御する技術や、鳥の羽の動きを応用した鳥翼型風車など、風の向きや強さに関わらず、効率よく風力を利用する技術を研究しています。
紙からキノコが発生!?
電気情報工学科 平栗健史 教授
原木やおが粉を固めた菌床を用いるシイタケ栽培には、木材不足や廃菌床の処理の問題があります。そこで、シイタケが木材に含まれるセルロースを分解し、栄養源として成長する点に着目し、セルロースを含む紙に菌を植え、シイタケが発生することを実証しました。
プラスチックは美味しいですか?私たちの知らない世界
環境生命化学科 伴雅人 教授
海洋プラスチックごみは海の生態系に影響を及ぼすだけでなく、砕かれて微細になると海や大気中に拡散し、食物、水、空気を通して人の体内にも入ってきます。その微細なプラスチックの人体、特に脳神経に与える影響を調べ、回収やリサイクル法を研究しています。
水で水をきれいにする
機械工学科 桑原拓也 教授
人が生きていくために必要不可欠な水。化学物質の残留等の問題を回避し、安全な水を得られるよう、水と電気で酸素原子と水素原子が循環変化することを利用し、水を水で浄化することに世界で初めて成功。現在は太陽パネルで駆動する装置の実用化に取り組んでいます。
ドアノブがパチッ!となるあの技術で、害虫対策
電気情報工学科 清水博幸 准教授
畑での野菜や果物の栽培では、商品価値が低下しないよう、害虫対策として微量の農薬が使用されます。もっと安全・安価な害虫防除システムはないかと着目したのが静電気です。農作物に寄生する害虫に、距離や電圧を調整した静電気を照射すると害虫は逃げていきます。
太陽光で分子をあやつる
環境生命化学科 小池隆司 准教授
光触媒の技術は、医薬品に用いられる化合物の合成や、天然物の高付加価値化など多彩な応用が可能です。そこで、再生可能なエネルギーとして有効な太陽光エネルギーを使って、ダイレクトに分子構造を変え、環境調和型のスマートな変換技術の開発に挑戦しています。
CHECK!基幹工学部の他にもグリーンテクノロジーやSDGsにつながる幅広い工学の学びがあります
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