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入試対策情報

数学III・B

2023年度入試の問題分析

創域理工・理学部B方式では、数学Aから「確率(さいころ)」、数学IIから「式と証明(相加・相乗平均の関係)」「複素数と方程式(因数定理)」「図形と方程式(直線の方程式)」「微分・積分(微積分の融合問題)」、数学Bから「数列(漸化式)」、数学IIIから「微分・積分(接線・法線、面積)」などが出題された。入試問題としては標準レベルの問題が中心の出題であるが、かなり難しい問題も含まれる。出題数は大問3題であり、解答形式は、第1問がマーク式、残り2題が記述式で、試験時間は100分である。理学部B方式の数学科では、前記の100分の試験後に80分で大問2題の試験が行われる。また、工・先進工学部は試験時間100分で、出題数はそれぞれ大問3題と5題であり、解答形式は、工学部は1題、先進工学部は3題がマーク式で、残りの問題は客観式と記述式の併用である。薬学部と全学部統一一般C・グローバル方式は試験時間100分でそれぞれ大問4題と6題が出題され、すべてマーク式の解答形式である。また、経営学部B方式は、記述式の大問3題が出題され、試験時間80分となっている。

2024年度入試対策・学習アドバイス

数学IIIの微分・積分は特に重視

数学IIIの微分・積分は必ず出題されるので特に重視しておきたい。典型的な問題で、まずは演習を積み、さらに、発展的な問題にも取り組んでおこう。どのような関数でも素早く微分できたり、被積分関数がどのような関数でも積分できるように練習しておこう。特に、理学部B方式の数学科のみに課される問題では、数学の全範囲から総合的な問題が出題されることが多い。80分で2題ということもあり、かなり難しい問題も出題されるが、細かいステップに分かれた出題となっているのでその誘導に乗ることが大切である。そのためには、設問の意味を読み取る読解力が必要となるので、過去問などを利用して演習を積んでおいてほしい。

微分・積分以外も要注意

数学III分野は微分・積分以外の問題もよく出題されるので、苦手な人は必ず克服しておきたい。数列・関数の極限の問題が出題されることが多いが、2次曲線や複素数平面の問題も出題されるので注意しよう。

融合問題が多い

融合問題がかなり多いのが特徴である。三角関数、指数・対数関数は極限絡みで出題されることが多いので、しっかり演習しておきたい。また、数列は他分野との融合という形で出題されることも多いので、きちんと基本事項を身につけておくことが必要である。

記述式に慣れよう

記述式の解答形式では、しっかりとした解答作成ができるようにしておきたい。採点者が見て何をどう考えているのかがわかるような記述の仕方を考えて、普段から論述するようにしよう。つまり独りよがりの解答にならないようにしておく必要があるのである。

計算力もつけておこう

計算がかなり煩雑な問題も出題される。試験時間に対して計算量が多めなので計算を工夫して行うことも必要である。積分計算や数列の和の計算など、多少面倒でも最後まで粘り強く計算できるように普段からしっかりと計算することを実践しておいてほしい。計算ミスは焦りにもつながるので、素早く確実な計算力をつけておこう。

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