明星大学大学からのお知らせ 入試対策情報
一般選抜対策
数学II・C
2026年度入試の問題分析
一般選抜Ⅰ期4教科型・3教科型の問題を分析する。解答形式は、全問マークシート方式で、全部で大問を3題解答する形式(第1問は5問、第2問は2問、第3問は5問の小問集合)である。出題分野は、数学Ⅰから「数と式(平方根の計算、集合)」「図形と計量(余弦定理、三角形の面積、円に内接する四角形)」、数学Ⅱから「図形と方程式(直線の方程式)」「三角関数(三角関数の基本性質)」、数学Bから「数列(等差数列、等比数列)」、数学Cから「ベクトル(内積、ベクトルの平行条件・垂直条件、空間での2点間の距離、三角形の重心、球面の方程式)」が出題された。いずれも入試問題としては基本~標準レベルの問題であり、教科書の例題レベルの問題も含まれていて、高校での履修内容の基本理解を測るものとなっている。
2027年度入試対策・学習アドバイス
2次関数は視覚化して考えよう
出題されない年度もあるが、例年、2次関数の問題は頻出であり、最大・最小問題がよく出題される。特に、係数に媒介変数を含んでいたり、定義域に媒介変数を含んでいる2次関数の最大・最小問題や他分野との融合問題(これが多い)に注意しよう。これらの問題を考えるときのポイントは、グラフの利用すなわち視覚化して考えることにある。視覚化することによって問題の見通しがよくなることは多いので、自分の手でグラフを描いて考察することが大切である。また、定義域を押さえる(関数を考える時に、最も重要なことは定義域を考えることである)ことを忘れないようにしてほしい。
幅広く基礎力をつけよう
2次関数以外では、各分野から幅広く出題される。難易度は入試としては基本的なレベルが多いのでまず基礎力をしっかり身につけておくことが肝要である。そのために、まず、教科書を隅々まできちんと学習することが一番大切である。例題、練習問題、章末問題などを丁寧にこなして基礎力を確実なものにしてほしい。そのうえで、共通試験レベルの問題集などで演習してその理解の定着を図っておきたい。このレベルの問題をこなせれば十分であろう。
図形の問題に注意
特殊な知識を用いないと解けないような問題はあまり出題されないが、図形の問題は出題頻度がとても高く、十分な理解を要求される問題が多い。三角形・円の基本性質、三角比の図形への応用などは、しっかり学習しておこう。さらに、平面図形だけでなく、空間図形が出題されることもあるので対策をおこたりなくやっておこう。また、図形の問題は、初見の問題に当たる可能性が高い。それに対応するためには、日頃から与えられた図形をいろいろな視点で考える練習しておくこと大切である。
ケアレスミスは痛い
解答形式が、全問マークシート方式なので計算ミスは致命的となる。普段から、工夫して計算することによって計算を簡略化してミスを防ぐことを考えよう。試験時間は60分と短いので普段から、最後まで正確にしかも素早く解く練習をして、本番で慌てることがないようにしておこう。特に、直前期には過去問を利用して演習するとよい。その際、実際の試験時間より短めに時間設定して演習すると効果が高いだろう。


