私立

鎌倉女子大学

入試対策情報

英語

2020年度入試の問題分析

A日程は大問6題で構成されている。独自の多彩な出題形式による設問で、幅広い角度からオールラウンドな英語力が試されている。出題内容は、第1問(文法・語法空所補充5問と応答文完成5問)、第2問(文法・語法空所補充10問)、第3問(場面に適した会話文完成5問)、第4問(対話文空所補充5問)、第5問(「折り紙」「雅楽」「お中元」「割り箸」など、日本の文化や風物に関係する7つの単語の意味を英語で説明したもので、2ヵ所の空所に単語を補充させる形式)、第6問(500語程度の長文による意味選択・空所補充・内容一致など5問)とバラエティに富んでいる。解答形式はすべて客観式である(2018・2019年度は、本文中から適切な単語を抜き出させる記述式の設問が含まれていた)。難易度は、高校の教科書レベルの内容がきちんと理解できていれば十分に対処できる基本的なものといえる。ただし、全体的な分量が多めで、設問形式が多様であることから、試験時間内で処理するには、かなりのスピードが要求される。

2021年度入試対策・学習アドバイス

時間配分に注意しよう

大問数が多く、出題内容も多岐にわたるので、過去問を通して、時間配分には十分な配慮をしておくとともに、多様な独自の出題形式にも慣れておくこと。過去問は最大限に活用したい。

読解問題では多彩な設問形式に慣れておくことが大切である

読解問題では、英文の分量自体は標準的なものであるので、速く読むことにとらわれて雑な読み方をしないように。高度な語彙(ごい)力を必要とする英文は出題されないので、基本的な語彙(ごい)の習熟と同時に、過去問を通して多彩な設問形式に慣れておこう。下線部意味選択では、前後の文脈や全体の流れを正確に読み取る力が問われている。空所補充や内容一致は、英文内容の要約といった位置づけのもので、具体例として挙げられている内容に気を配りながら、英文を読み進めていく習慣を身につけておくことが大切である。その際、ポイントとなる表現を、メモとして簡潔にまとめておくと効果的である。

文法・語法や語彙(ごい)問題は必出

文法・語法問題や語彙(ごい)・イディオムに関する問題では、基本事項がバランスよく出題されているので、これまでの授業の総復習を通じて、基本構文、文法・語法、語彙(ごい)・イディオムなどを確実に身につけておくことが最優先となる。新傾向の語彙(ごい)問題では、英英辞書を利用して定義の仕方に慣れておくとよいだろう。2019年度はair/earth/fireなど基本的な名詞の英語による定義が問われていたが、2020年度は、例えば「割り箸」の意味をdisposal wooden chopsticks, which can be(split)apart with fingers and(provided)especially in public eating placesといった具合に「2ヵ所の空所を完成させて説明させるもの」になった(7つの単語に対して12の選択肢が一括して与えられている)。

会話表現が重視されている

場面に適した応答表現の選択など基本的な会話表現には習熟しておく必要があり、設定された状況を踏まえ、話の流れを正確に読み取る力を身につけておくことが大切である。長めの対話文問題では、文補充に加えて、全体の流れを踏まえた単語レベルでの空所補充で文脈の理解度が多角的に試されている。