岐阜聖徳学園大学大学からのお知らせ 入試対策情報
英語
2025年度入試の問題分析
一般選抜前期日程基礎科目方式では、大問が4題出題されている。第Ⅰ問は標準的な長文読解問題で、英語のリード文に続けて本文の内容に合う記述を選ぶ問題が5問、本文中の表現の意味や代名詞が指すものとして最も適切なものを選ぶ問題が4問、さらに、タイトル選択問題が1問出題されている。第Ⅱ問は短めの英文中の空所5ヵ所に適語を入れる問題である。第Ⅲ問は文法・語法・単語問題で、4肢選択問題が15問出題されている。第Ⅳ問は比較的長めの対話文問題で、空所に適切な発話を入れる問題が5問(選択肢は4個)出題されている。
一般選抜前期日程標準科目方式では、大問が5題出題されている。第Ⅰ問は文法・語法・単語問題で、4肢選択問題が15問出題されている。第Ⅱ問はグラフを読み取ったうえで、英文(3つ)がその内容と合致するか否かを判断する問題である。第Ⅲ問は比較的長めの対話文問題で、空所に適切な発話を入れる問題が5問(選択肢は5個)出題されている。第Ⅳ問はメールのやり取りの読解問題で、英語のリード文に続けて本文の内容に合う記述を選ぶ問題が3問出題されている。第Ⅴ問は標準的な長文読解問題で、英語のリード文に続けて本文の内容に合う記述を選ぶ問題が2問、本文中の語の意味として最も適切なものを選ぶ問題が2問出題されている。
2026年度入試対策・学習アドバイス
長文読解は時間を計って本格的に対策を
長文読解問題とメール読解問題は、標準的なレベルの出題ではあるが分量が多めであり、正確に文の意味が取れないと正解を導くことは難しい。また問題の種類も様々であることから、総合的な長文読解問題集を使って時間内に正解を出す訓練を繰り返すとよい。
文法・語法・単語の知識をまとめよう
全体的に、基本的かつ典型的な問題が多く出題されているため、標準的な4択問題集などで典型問題を押さえるのが近道だろう。その際には、答えを丸暗記するのではなく、なぜこの形が空所に入るのか、正解の根拠を確認しながら学習を進めるのがおすすめだ。また、be capable of doing「…することができる」のような、長文を読むうえで重要な基本表現も出題されている。この手の問題が苦手な受験生は、日頃から長文を読む際、イディオムや語法に意識を向けるようにしたい。イディオムや語法の暗記には時間がかかるので、なるべく早めに着手したい。
空所補充問題は前後の文脈がヒント
中文空所補充問題は、選択肢の品詞がすべて同じである。別の言い方をすれば「形」ではなく「意味」によって空所に入る語を決めることが求められている。前後の文をよく読み、文の流れが自然になるように選択肢を吟味しよう。
対話文はわかるところから解こう
比較的長めの対話文が出題されている。2人の発話をよく読み、発話同士がかみ合うように考えることが大切である。また、仮に一部の選択肢の意味がわからなくても、ほかの選択肢の意味がわかれば消去法で解けることもある。わかるところから解く習慣を身につけたい。
バランスを意識した対策を
全体的に見ると、標準的なレベルの問題が出されている。長文読解、文法・語法・単語の知識をバランスよく身につけることを意識した学習こそが、合格の鍵となる。
