<入試科目の掲載について>
入試科目情報は、全学部・方式の入試科目が公表された大学より順次掲載しています。

私立

ぶっきょう

佛教大学

佛教大学大学からのお知らせ 入試対策情報

※昨年度(2024年4月入学)情報を掲載中

数学I・A

2023年度入試の問題分析

4題全問マークセンス方式をとる。第1問が分野の異なる中問2問からなるが、大問4題が基本である。数学I・Aからの出題であるが、数学Iからは数と式、二次関数、図形と計量、データの分析の分野から、数学Aからは個数の処理と確率、図形の性質、整数の性質の分野からまんべんなく出題されている。2分野以上にまたがる融合問題はあまり出題されず、数学I・Aの各分野のうち中問2問を合わせて5つの分野が出題される。

問題の難易度については以前のセンター試験の数学I・Aの問題と同程度であり、内容的に見ても類似したものが多い。入試問題として典型的、標準的な問題であるが、各問とも最後の設問に計算量が多かったり、考えさせられたりする問題が入っている場合もある。問題の分量については試験時間の60分に対して適当であり、落ち着いて解けば十分間に合う分量である。合格を勝ち取るためには、時間配分に十分注意して、解ける設問から計算ミスなく確実に解いていくことが大切である。

2024年度入試対策・学習アドバイス

数学I・Aの教科書の内容を漏れなくしっかり学習しよう

問題は典型的、標準的なものがほとんどである。数学I・Aの分野からまんべんなく出題されているから、各分野の内容を漏れなくしっかり学習しよう。特に、最近では二次関数、図形と計量、データの分析、個数の処理と確率、整数の性質の分野がよく出題されており、今後も出題される可能性が高いと思われるから、まずはこれらの分野を中心にしっかり勉強しておこう。また、その際には、自分が苦手とする分野については、基礎からもう一度学習し直すぐらいの気持ちで取り組んでほしい。

学習方法としては、まずは教科書を用いて基本事項や公式をしっかりと理解、暗記し、教科書の練習問題や章末問題が解けるように何度も計算練習を繰り返すことが効果的である。また、計算練習には教科書傍用問題集なども上手に活用すればよい。問題を解く際には出題がマークセンス方式であることに注意して、必ず最後まで計算し、正確に素早く答えを導き出す練習を積み重ねることが大切である。

マークセンス方式の問題集などでさらに実力を養おう

問題は過去に何度も入試で出題されたことがあるような典型的なものが多い。教科書レベルの問題が解けるようになったら、マークセンス方式の問題集でさらに数多くの問題を解いて応用力を高めていこう。問題集としては、数学I・Aの共通テストまたは過去のセンター試験の過去問が載っているものなどが適している。過去問や分野別の問題集などで典型的な問題に慣れていこう。また、マークセンス方式の特徴である「誘導に乗る」ということも問題を解きながら練習していこう。マークセンス方式の問題では最初の計算で間違うと大変なことになるから、計算に関しては絶対間違えないという気持ちで問題を解いてほしい。間違えた場合は必ず間違えた原因を探って、同じような過ちを繰り返さないように心がけたい。

直前期については佛教大学の過去問で最終的なチェックを必ず行ってほしい。さらに、基本事項、公式の最終確認や、今までに解いてきた問題の復習や解き直しを行って、万全の体勢で入試に臨めば栄冠も目前である。

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