畿央大学大学からのお知らせ 入試対策情報
一般選抜対策
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2026年度入試の問題分析
一般選抜前期A日程の問題を分析する。2026年度も、試験時間は60分(2科目型は2科目で120分)。大問4題、全問マークシート方式という構成であった。ただ、大問1では、2025年度までの出題形式からわずかな変更があった。2025年度まで大問1の内訳は、Aが短文空所補充形式の文法・語法問題5問、Bが数行の英文の4ヵ所に設けられた下線部から間違いを含むものを選ぶ正誤問題3問、Cが対話文の2ヵ所に設けられた下線部で最も強く発音する部分を選ぶ文強勢問題2問、そしてDが数行の対話文の空所に適切な発話を選ぶ適文補充問題2問であった。しかし2026年度では従来のBの正誤問題が削除され、CがBに、DがCに繰り上がった結果、2026年度の大問1はA、B、Cの3題となった。その代わり、Aは5問から6問構成に、Cは2問から3問構成になり、全体のマーク総数は2025年度までの35から34に減少した。先に「わずかな変更」と述べたが、正誤問題に苦手意識を持つ受験生は多いので、受験生にとっては喜ばしい負担軽減策ではある。大問2以降に変化はない。大問2は不要な語(句)が1つずつ含まれる語句整序問題が5問。大問3は図表やサイトの情報などを読みながら5つの設問に答える300語程度の読解問題。最後の大問4は、500語程度の長文総合読解問題である。大問4の設問数は多少増減しても、小問数は8問で変化はない。問題全体から、かつてのセンター試験へのオマージュが感じられる。文法・語法力、音声への気配り、会話表現への慣れ、情報と照合しつつ解答していく処理能力、そして硬質な文体で語られる歴史・文化・科学などの知的な話題に対応する正確な読解力。それに軽快な解答スピード。求められることは多い。標準レベルの入試問題とはいえ、平易とは決していえない良問ぞろいだ。
2027年度入試対策・学習アドバイス
文法・語法の知識とその運用力を鍛えよう
大問1のAと大問2の攻略には文法・語法の知識を身につけて、そのなかからいつでも必要なものを取り出して使える状態になる必要がある。とりわけ大問2は手応えのある問題ばかり。何しろ不要なものが1つ混じるだけで難度はワンランク上がるのだから。英文法・語法の総合問題集を徹底的にやりこなし、過去問で実践演習をしよう。文法・語法力は読解力を構成する重要な要素のひとつでもあることを忘れずに。
単語はもとより定型表現も習得すべし
単語集を週100~200語と、自分ができる範囲で多め多めに範囲を決め、何度も何度も目に触れ口にも出すことで次第に記憶に定着させていく。頻繁に触れるものは必ず脳内に定着する。この反復暗記の習慣がある程度身につけば、熟語や会話の定型表現の暗記も加えよう。単語・熟語・定型表現の知識も、当然だが、読解力を構成する重要な要素のひとつだ。
精読と速読を行き来して読解力を養おう
過去問や、かつてのセンター試験の問題が手に入る人はそれも適宜利用して大問3の速読即解の訓練に励もう(大問1や2の練習にもなる)。大問4は癖のない長文読解問題なので、中堅私立大学の過去問や市販の読解問題集も練習材料だ。信頼する英語の先生に相談して取り組むものを決め、構造と内容を論理的につかむ力、わからない部分も文脈から推測する力、それに文法・語法と語彙力の強化――そうした総合的な訓練を、精読と速読とを行き来するなかで培っていこう。


