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あおやまがくいん

青山学院大学

青山学院大学大学からのお知らせ 入試対策情報

論述・総合問題(国際政治経済学部)

2026年度入試の問題分析

3学科共通問題

2026年度の問題に関しては、2025年度同様大問2題からの構成となっており、ともに英問英答の内容一致問題である。

Ⅰに関しては、200~300語程度のテーマの異なる3つの英文に対して、それぞれの内容に一致するものを3つの選択肢から1つ選ばせる問題が2問ずつ出題されている。出題されているテーマは、Cold War、AI、COVID-19 pandemicに関するものとなっている。難易度は標準的である。

Ⅱに関しては、800語程度の英文の内容について、与えられている10の選択肢の真偽を問う問題が出題されている。それぞれの選択肢が比較的長いので丁寧に分析する必要がある。こちらも標準的な難易度である。

国際政治学科独自問題

大問Ⅲは、新興国経済についての日本語の論評を読み、設問に解答する形式であった。設問内容は、「政治・経済」あるいは「世界史」で学習する基本的知識の有無が試されるものを中心に、グラフを正しく読み取る力を試すものであった。

大問Ⅳは、グローバリゼーションに関連する英文でのデータが掲げられ、それを読み取り解釈する力が試されていた。グラフの項目だけでなく注釈も読み取る必要があるので、英語力は前提であるが、示されたデータをもとに適切に思考し判断する力が重要であった。

国際経済学科独自問題

すべての設問が、記述式あるいは論述式であった。

大問Ⅲは、農地貸借についてのモデルデータを分析する設問であった。モデル地域の各農家の所有地と経営地の面積を散布図に表し、その図の意味を解答したり、小作地市場の特徴を具体的に分析したりするなど、データの扱いに慣れていないと難しく感じるであろう問題であった。

大問Ⅳは若年女性の就業率のデータを基にした計算・判断の問題で、計算そのものは難しくはないが、設問の説明文をきちんと読解するのに手間取った人も多かっただろう。

国際コミュニケーション学科独自問題

800語程度の英文の内容に関して3問出題されている。1問目は、本文の趣旨を適切に示すタイトルを英語で記述させる問題、2問目は、本文の要旨を150字以上200字以内の日本語でまとめる問題、3問目は、本文で述べられている問題点の解決策を80語以内の英語で述べるエッセイライティングとなっている。いずれにしても、長期的な練習を必要とする問題となっている。

2027年度入試対策・学習アドバイス

3学科共通問題

例年出題形式に大幅な変更は見られないので、過去問を大いに利用して学習に取り組み、最低でも過去3年分以上は解いておく必要がある。その際、時間配分には特に注意してほしい。以下に学習のポイントを挙げておく。

●英文読解の学習

実際の入試では、速読力と正確に内容を読み取る力が要求される。できる限り多くの英文(できれば1,000語以上の長文)に触れ、精読と速読の両方の練習に取り組む必要がある。その際、段落ごとに内容をまとめ、段落間の関係や本文全体の主旨を素早くつかむことを心がけてほしい。さらに、読むスピードを上げるために音読をすすめたい。音読といってもただ声に出して読むだけでは効果がないので、学習した長文のなかで内容が抽象的で1,000語以上の長文を10題以上選び出し、語(句)の意味と構文と訳を確認したうえで10行1分以内で読むことを目安にして、繰り返し練習してほしい。

語彙(ごい)の定着

求められている語彙(ごい)のレベルはほとんどが標準的なものであるが、語彙(ごい)は身につければ身につけるほど長文の理解度は正確になるので、語彙(ごい)の学習は貪欲に行ってほしい。単語帳をほぼ完璧に習得することに加え、常日頃より自分の知らない単語や表現はノートに書き取り、自分なりの単語・表現集などを作成するなどしてほしい。

国際政治学科独自問題

解答にあたっては、高校の地歴・公民科目で学習する基本知識が前提であり、その知識の有無がストレートに試される設問も多い。高校卒業レベルの歴史や社会に関する知識を活用することが出題意図なので、高校における地歴・公民諸科目の基本的な学習を大切にしたい。そして、グラフを適切に読み取って論理的に思考・判断する力が試されるのも、大きな特徴である。これに関しては、実際にグラフを読み取り判断する訓練を重ねることが効果的なので、多くのグラフ・データ読み取り問題に挑んで経験を積んでおきたい。その際には、過去の「論述・総合問題」や類似の形式の他大学の過去問のほか、共通テスト「公共」や「政治・経済」の過去問も参考になるだろう。また、選択肢から正解を選ぶマークシート方式の設問のほか、40字の論述問題が2問出題されている。そのため、採点者にきちんと自らの解答の趣旨が伝わるよう簡潔に表現する力も求められる。こうした力は実際に答案を書いてみることを通じて養われる。問題演習を通じた論述力の育成を心がけよう。

国際経済学科独自問題

設問や資料はすべて日本語であるが、数値データの扱いや分析能力が何よりも重要となっている。たとえば大問Ⅲの散布図は、その見方や扱い方に慣れていないと取り組みにくかったと思われる。高度な数学力が試されるわけではなく、グラフや表を基に論理的に考える力を試すことが出題意図である。数値データの分析については、高校の「数学Ⅰ」や「情報Ⅰ」などでも学習する事柄であるから、こうした科目の日々の学習を大切にしよう。また、ビジネス経済誌などでデータ分析の入門的テーマが扱われることが時折あるので、見かけたならば目を通してみるのも有益だろう。そして、試験で得点を確保するためには、実際に問題に取り組むことが不可欠である。過去の「論述・総合問題」や類似の形式の他大学の過去問のほか、「数学Ⅰ」や「情報Ⅰ」、あるいは「公共」の問題も参考になるだろう。加えて、考察した結果を論述で表現する力も求められる。200字という比較的字数の多い設問もあるので、実際に答案を書く訓練をしっかりと積んでおこう。

国際コミュニケーション学科独自問題

前記の【問題分析】でも述べたように、要約やエッセイライティングの技術は一朝一夕に身につくものではないので対策は必須である。何よりも試験前に集中的に対策を行うのではなく定期的に行うことが望ましい。過去問でなくてもよいので長文問題に取り組む際には問題を解いた後に、実際に150字以上200字以内の日本語で要約をしてみたり、また定期的にエッセイを書いたりして、機会があれば添削をしてもらい問題点を指摘してもらうと効果的である。

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