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とうきょうりか

東京理科大学

東京理科大学大学からのお知らせ 入試対策情報

英語

2024年度入試の問題分析

解答形式は主にマーク式で、読解総合問題が中心である。理学部第一部で記述問題が出題されていることに注意したい。

読解総合問題は内容一致、空所補充、同意表現、語句整序などが出題されている。出題される文章の題材は多岐にわたっており、難易度は標準~やや難のものが多い。1,000語を超える長文が出題される学部もある。どの日程の問題も本文が正確に読み取れていれば正答できるが、全体的に英文の分量・設問数が多いので、速く、正確に内容を理解し解答する能力が求められる。

また、語彙(ごい)・文法・語法に関する大問が出題される日程も多い。基本的な知識やその応用を問う良質な問題が多いので、しっかり対策をして得点を取れるようにしたい。

日程ごとに試験時間や大問構成、英文の分量が異なるので、過去問を通じてそれぞれの日程の傾向を分析し対策を立てる必要がある。実際に過去問を解いてみると、難度が高く焦ってしまう受験生が多いようであるが、全日程を通じて標準的な知識とその応用が問われているので、焦ることなく基本事項に忠実に丁寧な学習を試験日まで続けてほしい。

2025年度入試対策・学習アドバイス

東京理科大学の入試問題で合格点を取るためには、分量が多い入試問題を時間内で解答できる英語力を身につけなければいけない。語彙(ごい)や英文法の知識は高いレベルで定着させたい。まずは、学校や予備校、塾の授業を大切にし、予習→授業→復習のサイクルを通して、一つひとつ正確な知識を積み上げていく。さらに、当たり前に思える基本事項に対して、「なぜ、そうなるのか」を考えることを習慣化することで、応用力を育みたい。本番で見慣れない設問形式が出題されて焦ることのないように、過去演習を通じて各設問へのアプローチをしっかり考えておくとよい。英語に苦手意識がある受験生が多い大学だからこそ、しっかりと対策し学習することで、合格に大きく近づくことができるだろう。

知識拡充が東京理科大学の鍵

教科書、問題集を何度も何度も繰り返し学習することで基本的な知識を定着させるよう心がけよう。また過去問演習の際には、間違った問題、解答に自信を持てなかった問題を徹底的に分析し、必要があれば参考書を読み直すなどして、その単元のルールを理解することも大切である。一部難しい問題も含まれているが、そのような問題も、基本的な知識を応用することで正答できる問題が大半であり、そのような設問で差がつきやすい。直前期であっても焦ることなく、苦手分野を残さないように、丁寧な学習を試験当日まで続けよう。

長文を速く正確に読む力を養う

読解総合問題で高得点を取るためには、1文1文を正確に解釈する能力や段落ごとの内容を的確につかむ能力が必要となる。特に直前期の学習では、過去問を使って時間を意識しながら問題演習を実施するとよいだろう。演習後は文章中の語彙(ごい)や文法事項を確認し、加えて解答根拠の確認や選択肢の英文も理解できるかチェックするように心がけよう。その際に、入試本番で速く正確に解答するためには、どう解答すればよいのかも意識できるとよい。学習した知識は反復学習することで定着する。初見の長文をたくさん読むことも重要だが、学んだことを定着させられなければ意味がないことを忘れないでほしい。

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