<入試科目の掲載について>
入試科目情報は、全学部・方式の入試科目が公表された大学より順次掲載しています。

私立

ちゅうきょう

中京大学

中京大学大学からのお知らせ 入試対策情報

※昨年度(2024年4月入学)情報を掲載中

英語

2023年度入試の問題分析

A方式の問題を分析する。解答時間が60分のマークシート方式。[I]は450~600語程度の長文読解問題で、空所補充問題5問、下線部の同意語句選択問題5問、内容一致問題5問が出題された。[II]はグラフを読み取り、その内容に合うように中文の空所に適語を選択する問題が5問出題された。[III]は長めの会話の空所補充問題が5問出題された。[IV]は文法・語法の4択問題が10問。[V]は和文つきの語句整序問題が5問だった。合計40問で構成された。問題はすべて標準的だが、60分という時間を考えると、全体の時間配分をしっかり決めておくことが大切。スピーディーに、かつ正確に英文を読む練習を重ねる必要がある。

2024年度入試対策・学習アドバイス

長文の流れを把握しよう

長文のジャンルは多岐にわたり、比較文化論、歴史、経済、環境問題、時事問題など、毎年変わるので、様々なテーマの長文問題にあたっておきたい。また、一般教養や社会常識を多く持ち、様々な分野について知っていることで長文問題を読むのがスムーズになるので、普段から新聞をよく読む努力も大切である。2023年度は「これからのスマートホームにできること」、2022年度は「コンピュータネットワークにおけるハッカーとクラッカーの違いについて」がテーマだった。空所補充問題においても下線部の同意語句選択問題においても、文法・語法の力に加え長文の流れが把握できていることが大切である。文と文との関係を探り、長文の流れを把握する練習を重ねよう。また、各段落のトピックと全体のテーマを読み取る力も養おう。さらに、内容を問う設問文の本文における対応箇所の特定練習を、中京大学の過去問やセンター試験の長文および共通テストなどで積んでおく必要がある。

グラフの読み取りの練習を

グラフを読み取り、それを英文で表現する問題が出題された。設問形式は4択問題で、中文の空所に適切な語を補充しグラフの内容を説明する段落を完成する。2023年度は「リモートワークが行われる頻度とズーム疲労を感じるかについて」、2022年度は「2021年現在最も話されている言語上位10についての調査結果」をテーマとしたグラフが出題された。グラフの情報を素早く読み取り、各項目の類似点と相違点を見つける練習を心がけたい。

会話の流れをつかもう

比較的長めの会話が出題される。テーマは様々で、2023年度は「旅行代理店で航空チケットの予約をする」会話が、 2022年度は「NASAによる火星についての最新の発見について」の会話が出題された。難易度もテーマも毎年変わるので、様々な会話表現に慣れておこう。

文法・構文の徹底学習を

4択問題では文法・語法の基本的かつ重要な事項が問われる。また、つづりの似た語の意味の違いや空所に入れるべき品詞などについても問われる。語句整序問題では、句や節の正しい語順および文型といった項目を中心に出題される。文法の基本をしっかりと押さえ、文構造の把握を普段から心がけよう。文法・構文問題集で同じ問題を繰り返し演習し、素早く正確に解答にたどりつけるよう練習が必要だろう。難易度が標準的であるため、高得点獲得が合格の必須条件となる。

PAGE TOP