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聖心女子大学

入試対策情報

※前年度情報を掲載中

英語

2019年度入試の問題分析

A方式とB方式では出題形式が異なる。A方式では読解総合問題2題と長めの会話問題1題の計3題であり、独立した文法・語彙(ごい)問題は出題されていない。一方、B方式では読解総合問題2題と文法・語彙(ごい)問題1題の計3題が出題される。どちらの方式も記号で答える問題だけでなく和訳問題も課されているので、英文構造を綿密に分析する精読スキルも必要だ。また、単なる知識ではなく、その場で的確な判断を下せる柔軟な思考力が求められていることが特徴的である。本文中の単語や下線部を英語で言い換える問題や空所補充問題はその典型であり、表面上の意味ではなく「この文脈ではどういう意味で用いられているのか」「この空所にはどういうニュアンスの語が入るはずか」をその場で判断する必要がある。さらに、読解総合問題のなかで「著者の意図する内容に最も近いものを選べ」という出題もあり、本文の主旨を正確に捉えたうえで、筆者の意図に合致するものを見抜く力まで問われている。したがって、小手先の技術ではなく、表現力も含めた英語の総合力を高めていく必要があるといえる。

2020年度入試対策・学習アドバイス

まずは語彙(ごい)力を増強せよ

文法・読解・英作文を問わず、すべての基礎となるのが語彙(ごい)力である。本文中の単語・フレーズ・文の一部を英語で言い換える問題が多いので、単語集に載っている訳語を丸暗記するのではなく「この単語はこういった意味合いだ」というイメージで頭に入れておこう。また、A方式では英文中の単語の品詞を変えて書かせる問題もあるため、活用形も含めてつづりまで正確に覚えておく必要がある。短期間で語彙(ごい)力を向上させるのは不可能なので、毎日コツコツ地道に対策しよう。

文法は整序問題で対策せよ

B方式では文法4択問題だけでなく、文法的な誤りを含む文を選ぶ問題も出題されるため、文法問題集で全範囲を一通り完成させておく必要がある。A方式では独立した文法問題は出題されないが、迅速かつ正確な読解には文法知識が不可欠なので、やはり問題集での対策が必要だ。お薦めなのは整序問題である。問題集の整序問題に徹底的に取り組み、正しい英文を書く経験を重ねれば、文法の復習になるだけでなく英作文対策にもなるので一石二鳥である。

読解対策は根拠を意識せよ

聖心女子大学では、読解力が合否を分ける最大の鍵だ。内容に関する客観問題だけでなく和訳問題もあるので、読解問題集で様々な形式の問題に慣れておこう。和訳問題では単語を1語ずつ日本語に変換して漫然とつなぐのではなく、「このthat節の範囲はどこまでか」といった英文構造を分析したうえでその構造に忠実に訳出すること。問題集で対策する際には直感ではなく解答の根拠を意識しながら解き、自己採点時には必ずその根拠を確認しよう。

英作文は添削指導で対策せよ

A方式では長文のテーマに関連する内容を60語程度の英語で述べるという形式であり、B方式では長文の主旨を1文の英語で要約するという形式である。英語で自分の考えを論理的に書くのは独学ではかなり難しいので、先生に添削指導をお願いして自分の英文の弱点を指摘してもらうのが効果的だ。定期的に添削指導を受けていれば自分の苦手な部分が認識できるので、単複・冠詞・時制などの使い方が少しずつ改善されていく。