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英語

2021年度入試の問題分析

ここでは3教科A方式の問題を分析する。例年どおり、読解総合問題が中心の出題であり、記号をマークする客観式の問題だけでなく、和訳・説明・英作文といった記述式の問題も課されている。本文中の語句や下線部を英語で言い換える問題や空所補充問題が多く、「この語はどういう意味で用いられているのか」「この空所にはどういうニュアンスの語が入るか」をその場で的確に判断するという思考力が求められている。また、読解総合問題のなかで「本文の趣旨を表す次の文を完成させるために、空所①、②に入る最も適切な語を本文中から一語ずつ選んで書きなさい」という出題もあり、本文の趣旨を正確に捉えたうえで、適切な語を自分で書くという応用力まで問われている。さらに、本文内容に関する60語程度の自由英作文も課されているので、語彙(ごい)力・読解力・表現力を含めた英語の総合力をバランスよく高めていく必要があるといえるだろう。

2022年度入試対策・学習アドバイス

まずは語彙(ごい)力を増強せよ

読解・英作文を問わず、すべての基礎となるのが語彙(ごい)力だ。聖心女子大学では本文中の語句を英語で言い換えさせる問題が多いので、単語集に掲載されている訳語を丸暗記するのではなく、「この単語はこういったニュアンスだ」というイメージで認識しておくとよい。また、英文中の単語を指示された品詞に変えて書かせる問題もあるため、活用形も含めてスペリングまで正確に覚えておく必要がある。短期間で語彙(ごい)力を劇的に向上させるのは難しいので、隙間時間を有効活用して地道に対策しよう。

文法は整序問題で対策せよ

A方式では独立した文法問題は出題されないが、長文を正確に読みこなすには基本的な文法知識が必須なので、まずは文法問題集を一通り仕上げておこう。お薦めなのは、文法問題集に収録されている整序(並べ替え)問題を徹底的に解くことである。そうすれば、文法や構文の復習になるので読解で役立つだけでなく、正しい英文を書く訓練を日常的に重ねていることになるため、英作文でも大いに助けになるはずだ。

読解対策は根拠を明確に

合否を分ける最大の鍵となるのは、やはり読解力だ。内容一致のような客観式の問題だけでなく、説明問題や和訳問題のような記述式の問題も出題されるので、読解問題集を使って様々な出題パターンに慣れておこう。和訳問題では単語を1語ずつ日本語に変換して漫然とつなぐのではなく、英文構造を精密に分析したうえで、その構造に沿って訳出することが求められている。感覚的に和訳するのではなく、理詰めで解答の根拠を意識しながら解き、自己採点時にはその根拠を確認しよう。

英作文は添削指導を活用せよ

A方式では、長文のテーマに関連した内容を60語程度の英語で書くという英作文が出題される。頭のなかで答案を思い描くのと、実際に答案を書くのはまったく別なので、とにかく自分で書いてみることが先決だ。ただ、自分の書いた答案が合格レベルに達しているかを自分で判断するのは難しいので、定期的に添削指導を受けて自分が書く英文の課題を指摘してもらうとよい。そうすれば、自分の苦手な部分が認識できるので、単複・冠詞・時制のような文法的ミスが減るだけでなく、論理の展開といった英作文に必要な技術が徐々に身についていく。

入試問い合わせ先

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