日本女子大学大学からのお知らせ 入試対策情報
日本史
2026度入試の問題分析
2月1・2日日程を分析する。どちらも出題範囲は「歴史総合・日本史探究」で、出題された問題数は、2月1日日程では大問5題、小問39問、2月2日日程では大問4題、小問42問となっている。両日程とも大問1題が歴史総合からの出題で、日本史分野の知識で解ける問題もあるが、世界史分野の知識を要する問題が出題されている。解答形式は、2月1日日程では39問中記述式が21問、論述式が1問で、2025年度と比べて小問数は減っているが、2025年度までには見られなかった指定語句型の70字の論述問題が出題されている。2月2日日程では記述式と選択式がほぼ同数となっている。また、両日程ともに日本史探究の大問ではすべての大問で史料が用いられており、図版や地図を使った出題もある。歴史総合では表やグラフなども使って、大学入試共通テストのように生徒の探究活動という設定で、会話や生徒のメモを用いた出題が見られた。難易度は標準的なものが多いが、史料読解のほか、グラフの分析などが必要なため、慣れていないと手ごわい出題もあるだろう。
2027年度入試対策・学習アドバイス
歴史用語の正確な記述が必要
両日程ともに記述式の設問が多く出題されているので、歴史用語は意識的に書いて覚えるようにしよう。教科書などをよく見て正確な文字で記述することに加えて、教科書などを見ないで、問題演習の形で問われたことに対して適切な答えを記述できるように練習してほしい。
史料問題に慣れておこう
教科書に掲載されているような頻出史料から出題されることもあるが、1ページ近い長さの未見史料の出題もある。史料中の下線部から関連する設問に飛ぶことも多いため、史料全文について精読する必要はないが、下線部以外の史料の文言から史料の時期や筆者を特定させる設問もあるため、長い史料でも下線部とその周辺だけ読めばよいと考えてはいけない。日頃から史料問題に取り組んで、史料を特定するキーワード(政策名、年号、人名など)に注目して解答に役立てる練習を重ねてほしい。過去問演習は特に有効な学習方法である。また、史料の内容に関する文章正誤問題も出題されているが、選択肢の文章が長めで、選択肢の正確な内容把握を要する。過去問演習で慣れておこう。
論述対策を始めよう
2026年度入試では、これまで出題されていなかった論述問題が出題された。2月1日日程のみの出題で、会話文中の空欄に入る適切な内容を、4つの指定語句を用いて70字以内で記せというものであった。入試本番で、指定語句をヒントに設問が何を問うているのか正確に把握して答案を作成するためには、事前に練習をしておく必要がある。取り組みやすい制限字数ではあるので、同程度の字数の論述問題に取り組んでみてほしい。なお、2026年度では論述問題は歴史総合の大問で出題されているが、日本史分野の知識で対応できるものであった。対策としては、歴史総合・日本史探究のどちらで出題されてもよいように、問題演習をしておこう。
歴史総合の問題演習も行おう
2026年度入試では、歴史総合を扱う大問が設定された。大学入学共通テストと近い形式の設問も多いので、共通テストの過去問演習も日本女子大学入試対策に有効であろう。


