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入試対策情報

数学III・B

2023年度入試の問題分析

2月3日実施の理学部化学科と薬学部のA日程の試験では、数学I・A・II・Bの範囲から全3題の大問が出題された。1つ目の大問は全4問の小問のセットであり、4問の小問の題材は、それぞれ、「複素数の計算」「三角関数の最大・最小」「指数関数についての不等式」「対数関数についての方程式」であった。また、後半の2つの大問の題材は、それぞれ、「円順列についての確率、および、図形と方程式」「平面ベクトル、および、微分法・積分法」であった。2月3日実施の理学部数学科のA日程の試験では、数学I・A・II・B・IIIの範囲から全4題の大問が出題された。なお、前半の3題の大問は2月3日実施の理学部化学科と薬学部のA日程の試験問題と同一の問題であった。そして、4つ目の大問は「極限、複素数平面、微積分」という数学IIIの内容を題材とした問題であった。試験時間は、理学部数学科が90分で、それ以外の学部および学科は60分である。試験問題の分量に対する試験時間は適切であり、じっくりと問題に取り組める試験になっている。また、出題される問題はどれも標準的なもので、日頃の学習の成果が如実に現れる試験にもなっている。そして、特定の分野に偏ることなく、様々な分野から問題が出されており、総合的な高校数学の実力を問う試験にもなっている。そのため、受験者の間での出来不出来がはっきりする試験になっているといえる。

2024年度入試対策・学習アドバイス

図形問題の学習をおこたらないようにしよう

「図形と方程式」「ベクトル」といった、高校数学で初めて学習する図形分野からの出題が多いので、それらに対する学習をおこたらないようにしておこう。特に、「ベクトル」に関しては、いろいろな問題に取り組んで、計算などの処理がスムーズに行えるようにしておこう。

計算練習をおこたらないようにしておこう

どの学部の試験問題も高校数学の各単元の標準的な問題で構成されているので、各単元をまんべんなく学習しておく必要がある。特に、各分野における基本的な計算(三角関数、指数・対数、微積分、ベクトルの内積、数列の和など)を問うものが多く出題されているので、計算練習をおこたらないようにしよう。

関数の分野の対策をしておこう

「三角関数」「指数関数」「対数関数」「微分法・積分法」といった、関数に関する問題が多く出題される。どの関数の分野についても、「最大・最小」や「方程式・不等式」という頻出テーマを押さえておこう。特に、「微分法・積分法」については、「極値・接線」といった微分法の頻出テーマや、「定積分の計算・面積」といった積分法の頻出テーマをしっかり学習しておこう。

理学部数学科の受験者は数学IIIの対策もしておこう

2023年度のA日程の理学部数学科の試験では、数学IIIの範囲から「極限」「複素数平面」「微積分」の問題が出題された。数学IIIの対策としては、「極限」では「極限の計算・無限級数」、「複素数平面」では「極形式・回転移動」、「微分法」では「接線・関数の増減」、「積分法」では「面積・体積」といった頻出テーマを中心に学習しておくとよいであろう。

入試問い合わせ先

  • 【担当部署】
    入試課
    【電話番号】
    049-271-7711
    【所在地】
    埼玉県坂戸市けやき台1-1

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