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文教大学大学からのお知らせ 入試対策情報

英語

2025年度入試の問題分析

例年同様、大問6題が出題されており、解答はすべてマークシート方式である。読解総合2題(各5問)を中心に、会話文空所補充5問、対話文整序5問、文法・語法空所補充10問、語句整序5問という構成となり、この出題形式が定着している。出題内容はバラエティに富み、幅広い角度からオールラウンドな英語力が試されている。難易度は、高校の教科書レベルの内容がきちんと理解できていれば十分に対処できる問題がほとんどであるといえるが、試験時間に対して設問数が多く、読解系の問題の比重が大きいので、かなりのスピードが要求される。読解総合は、600語程度の英文による「本文中での空所補充問題」と、800語程度の英文による「英問英答形式での内容一致問題」が出題されるのが特徴。語句整序は「日本文なし」の形式(選択肢は6つ)で文構造や構文を見抜く力が問われている。会話文や文法・語法を含め、全体的に標準的な学力を試す良質な問題が出題されている。

2026年度入試対策・学習アドバイス

過去問対策は万全に

大問数が多く、出題内容も幅広いので、過去問を通して、時間配分には十分な配慮をしておきたい。定着している独自の出題形式に習熟しておくことが大切で、過去問を最大限に活用して万全の対策で本番に臨みたい。

文法・語法と会話文は定番である

文法・語法問題では、中核となる基本事項が網羅的に出題されているので、これまでの授業の総復習を通じて、基本構文、文法・語法、語彙(ごいなどを確実に習得しておくことが最優先となる。会話文問題では、会話文中の5つの空所を補充させるもの(選択肢は7つ)と、5つの英文のうち4つを選んで並べ替えるもの(選択肢あり)の2種類が出題されている。特別に難しい会話表現が出題されるわけではないが、応答表現などの基本的な会話表現には習熟しておく必要がある。大問2の英文を並べ替えて完成させる問題では、不要な選択肢がひとつ含まれているため、難度がやや高くなっている。論理的な話の流れを組み立てることを最優先で考えると解答の糸口が見えてくるだろう。

表現力が多角的に試されている

語句整序問題では、語彙(ごい)や文法・語法だけでなく、正確な構文把握力が要求される。「日本文なし」の形式であるため、与えられた語をどのように組み合わせればよいかを見抜くことが大切で、十分な対策が必要である。

長文読解は効率よく

文教大学の長文読解では、「英文の大意を把握して適切な語句を空所に補うもの」と「英問英答形式による内容一致」と形式が決まっており、設問箇所がわかりやすいので対策は立てやすいはずだ。これまで読んできた教科書や問題集の英文を利用して、語彙(ごいや文法事項などを確認しながら、正確な文脈理解に努めるとよいだろう。また、実際に問題を解く際には、まずは質問文に目を通し、どういう内容の質問が用意されているのかをあらかじめ確かめておいてから、本文との読み合わせをするのが効率的だろう。該当箇所が見つかったら、本文と選択肢の内容を照らし合わせる、といった解き方に慣れておくことが大切である。論説文や新聞記事が素材になるケースが多いので、日頃から新聞や雑誌の記事などを利用して、この種の英文に読み慣れておくとよいだろう。

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