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2023年度入試の問題分析

前期A方式の問題を分析する。従来の形式が踏襲され、大問6題が出題、解答形式はすべてマークシート方式である。長文読解問題に加え、適語補充・語句整序・会話問題が出題されており、全体的に、標準レベルの英語力を試す良問である。高校の教科書レベルの英語力をベースとすることで十分に対応可能だ。第1問、第2問の読解問題は500~550語前後の長文を基にした「内容一致問題」である。やや語彙(ごい)レベルで難しいところもあるが、パラグラフ単位で本文の内容をしっかり理解することが求められる。第3問は、メールのやり取りに関連した「内容一致問題」であり、複数の文章および表を見て解答することが求められる。第4問は適語補充問題、第5問は語句整序問題である。双方ともに文法・語彙(ごい)の知識を問う問題であるが、第4問の空所補充問題のなかには選択肢の表現としてやや難度が高い語彙(ごい)が使われている。第6問の会話問題は、会話の場面状況を問う問題と、空所を埋める適切な会話文を選ぶ問題が出題されている。

2024年度入試対策・学習アドバイス

過去問対策が重要

大問数が多く、出題形式が多岐にわたるので、まずは過去問で形式に慣れたい。また、問題分析のとおり、長文問題中の語彙(ごい)や文法問題の表現でやや高難度のものが出題されている。過去問で出題されたものから順次チェックしたい。

長文読解は「段落単位の内容理解」と「英文の言い換え」が鍵

長文読解問題は、原則段落ごとに内容一致問題が出題される形式である。1文を正しく読むことに加え、段落単位で英文の内容を確認し、「段落・文章全体でどのような内容か」をチェックすることが必須である。また、設問のリード文、および選択肢は本文の表現を言い換えたものが多い。類義語などを中心に、英文の言い換えのパターンを確認しよう。

メール問題は情報整理が重要

メールのやり取りを題材とした「内容一致問題」については、メール本文に加え、表なども参照する必要がある。本文と選択肢で情報の照合を正しく行うため、解答には時間がかかる。過去問を用いて、時間内に解き終わる訓練をしたい。

適語補充問題、語句整序問題は文法・語彙(ごい)の補強を行う

適語補充問題は、全体的に語彙(ごい)の意味を問うものが多い。また、やや高難度の表現も含まれているので、普段から単語やイディオムをしっかり覚えることが重要だ。また、語句整序問題は、動詞の語法や熟語表現の出題が多く見られる。語法については、過去問などで出題されたものを中心にまとめていくことをおすすめしたい。また、第4問、第5問は出題量が多いので、手早く解答できるように、過去問演習などを通じて、時間配分に気をつけてほしい。

会話文問題は「会話表現」と「内容理解」を重視

会話文は会話の場面設定や、会話の流れを問う出題形式である。長文読解同様に内容を確認しながら設問に対処したい。その際、どのような場面で行われる会話かを把握しなければならない。様々な会話パターンを練習し、場面把握をできるようにしよう。また、基本的な会話表現に関しては意味がしっかり言えるよう、確認していく必要がある。会話表現は、センター試験の過去問や共通テストレベルの問題で出題されるものを中心に暗記したい。